道元「正法眼蔵」二巻、読了。

「機」とは、ものの働きのこと。
「全機の生」とは、すべてが機能して生きること。
「全機の死」とは、すべてが機能して死ぬこと。
この本は仏教書であるが、途中から鎌倉武士団の記述が挿話されてる気がする。
この本は難解である。
賢ければわかるというものではなく、知らないとわからないことだからだ。
曹洞宗は武士に人気のあった宗派だという。
あることに興味がある。それについて語りたいが、ぼくの力不足で書けない。
武士道を目指すという人は読んでみるといい。
鎌倉時代の古典の名著である。