>>855
>遠野遥の芥川賞受賞作が少しそれっぽい

影響は受けているんだろうけど
龍のデビュー作はシステムの周縁部に属する享楽志向の隷従者が
システム憎悪を結晶させる作品だから
システムへの同化と権力を志向するエリート大学生の挫折劇は
まったく正反対の物語だよ

選考委員である平野啓一郎は権力へのイロニーとして
戯画的に仕上げたんだ、としてるけど
そうかなあ