【杳子】古井由吉【山躁賦】
Yoko was sitting alone at the bottom of a deep ravine. "You're a healthy person, so you really don't understand the horror of a healthy life," Yoko said,
and she kissed him intensely as if to console him.
This was the first time she had rejected him with the words,
"you don't understand." "Oh, it's so beautiful. This moment is my peak," Yoko murmured in a thin, clear voice. 古井由吉の『仮装人物』の解説、なかなかいいね
小説家らしい解読だ
コ田秋聲のスレがないけど、誰か立ててくれないかな この人の作品をすんなりと受け入れられる人たちなら何も思わなくて当然なんじゃないかな
この人の場合には作品に全部出ちゃってるし >>76
あれは古井が死んでしまった以上、総括などしようがない
古井は徳田秋声を高く評価していて、『仮装人物』の解説も書いている
『仮装人物』は秋声が50代のとき交際した20代の女を描いた私小説
古井も若い女と交際したくて、モーションをかけたのかもと推察している >>78
すまんけど相手が不細工すぎるでしょ
そんな本気のものじゃない気がする >>79
古井は面食いではない
奥さんも地味な人らしい 前回の記事で、私は古井氏について書く時、古井氏のセクハラの噂について書くべきかどうか迷った。結局書かないことにしたのだが、それはあくまで文学は文学の内部で批評されるべきだと思ったからである。
この考えは原則変わらないが、しかしその後山崎ナオコーラが古井氏に尻を触られる被害を受けたことをエッセイに書いたので、私も自分の聞いた話を書いておくべきではないかと思い、記して置く。
私が聞いた話は、山崎氏(この話は知らなかった)ではなく別の女性作家の話(ゼロ年代初め?)である。この話はちょっと入り組んでいて、古井氏が文壇バーで同席していたその女性作家の身体(部位は不明)を触ったところ、
同席していた大手文芸誌の編集者は、古井氏をたしなめないで、同じく同席していた別の非文芸誌の編集者を犯人として怒鳴りつけたと言うものである。
身に覚えがないのに怒鳴られた後者の編集者は大変憤慨したとのことで、冤罪の悔しさを、酒席の与太話として私に直接何度か話した。
これは山崎氏の「私以外の作家や編集者もこのことを経験していると思う」という言葉を傍証する噂話である。
別に私が情報通というわけではなく(この話をした人は私が今出会って顔が分かる数人の編集者のうちの一人である)、きっと他の場所でも話しているだろうから、おそらく多くの人がこの話を知っていると思う。
その女性作家自身は古井氏の仕業と分かっていて、後でそのことを別の文芸誌の編集者に相談したところ、「神の手と思ったらどうですか」という意味のことを言われたと言う。
この話はあくまで、私が冤罪被害を受けた編集者氏(名前を出さなければ書いて良いと言われた)から聞いただけのものに過ぎないが
(ちなみに古井氏と関係はないが、この女性作家は後に、年下の女性作家を差別語で罵ったために文壇バーを出禁にされたという)、
ただ「神の手と思え」という言葉があまりに象徴的なので、記録に残したい気になった。それは「おれの女になれ」(毎度持ち出して済まないが)と同じくらいインパクトのある言葉で、
古井氏の問題が、氏自身だけではなく、氏をとりまいていた文壇共同体全体に関わるものであることを示すものには違いない。『古井由吉の「神の手」』大杉重男 魔術的思考などが文学とちゃうんかい。俺は人格の幻魔術とか使う。 クラヴァー宴ていう宴の(宴会)芸者大学院生ダンスの宴会踊り誰か振付振袖止付け考えてよ。AAとかで。 we gonna love a life time.がいいんじゃないか。 サイファーでやってたR&B その番組自演してたけど。 >>79
いきなりボディタッチするのがダメだと思うけど「本気じゃない」としたら尚更ダメでしょ 時代もあるからね
今だとすぐ大問題になるけど
数十年前だと酒席で女のケツ触るぐらい大して問題にならなかったから >>105
山崎ナオコーラは数十年前でなく今の作家だ
この件について知らないなら書き込むな >>108
いやあんまり偉そうだから
ググって30秒でわかる以上のことを
当然知ってるはずだと思ってさw
まさかクソみたいな知識で
偉そうに抜かしてるんじゃねえよなカス >>109
古井の小説も読んでない低能が何を言ってやがる
二度とこのスレに来るな、タコ 古井由吉は作風が作風だからこういう告発ははっきり言って作品に嫌な影しか落とさないよなあ。読んでるとセクハラの件が頭をよぎってしまって以前のように楽しめなくなったのがつらい
あとせめて告発するなら古井由吉が生きてるうちにしてほしかった >>111
うわぁ中学生やんw
おっさんだったら生きてる意味ないかも
杳子あたり読んで古井だしとけば偉そうにできると思い込んでる
エセ由吉ファンの典型やないですのんw
お前はこのスレ出入り禁止どころか
自分が馬鹿だと理解できるまで
古井由吉の名前を出すことを禁ずるカス >>113
このスレは俺が立てたので、今後お前を出禁にする 古井肯定派
蓮實重彦、柄谷行人
古井否定派
江藤淳、浅田彰 古井の小説は最近『山躁賦』と『辻』を読んだ
前者はつまらなく、後者は面白かった
やはり一つずつ丁寧に読んで評価すべきだろうな 評価と言うならどう違うから一方がよくてもう一方がいまいちだったかも書いてよ
小学生じゃないんだから そんなに他人の評価が気になるのか
自分で判断する能力がないんだな 面白かった、つまらなかったなんて読まずとも言える
しかも匿名なんで個人の趣味にすら当たらない
こんなクソ書き込みするくらいなら死んだほうがいい 根っからダサいもんで丁寧に読んだアピールしてみたかったんだよ
ほら、丁寧に読まないと面白いかつまんないかも判んないじゃん?
みんなもそうでしょ? 所詮5ちゃんねるの匿名書き込みなんだから、テキトーでいいんだよ
何をそんなに気張ることがあるんだ? >>125
ここ変なやついるんだよ
どうも>>114こいつっぽい
スレ立て初めてなのか偉いとでも思い込んでるらしい テキトーすぎてつまらない
自分が本当につまらん人間だと気づいてなさそうなのがしんどい >>127
じゃあ、お前がテキトーでない評価をここに書いてみろよ 「そういう時代だった」って問題じゃないんだよな
どんな時代であれまともな人は痴漢行為なんか働かない
ウチの父親は古井のような天賦の才能もなく学歴もない人だが、その人生においてそんなことは──おそらく──一度もしたことがない
“そういうこと” を平気で働く人にはやはり何かしらの人格的な問題がある 「やはり」とか言っても根拠なんて無いでしょ
単なる思い込みなんじゃないですか は?痴漢行為をしていることで根拠は充分じゃない?
人殺しにはやはり何かしらの人格的な問題がある
万引常習者にはやはり何かしらの人格的な問題がある
痴漢にはやはり何かしらの人格的な問題がある
「人格的な問題がある」とされる根拠はやった行為にある
それ以上いらないな、何でもケチつけりゃいいってもんじゃない 痴漢の件はこれ以上論じても不毛だ
古井の小説の評価を書いてくれよ >>118
『山躁賦』の文章は強靭だよ
一葉の文体に匹敵するかもしれない
日本語の小説作品で読んでいてあれほど睡魔を感じたことはない
一時期我が国で流行した「連作短篇集」という作品形式の最高到達点ではないか >>134
人格的な問題がある行為してそう
気持ち悪い しかし、痴漢行為を働いたら罰せられるべきだと思うしキャンセルされるべきだと思う
古井にしても渡部にしても
でなければ被害女性は堪ったもんじゃない
だがしかし、強姦じゃないんだからお触りや「俺の女にしてやる」で永久追放は厳し過ぎる
5~10年か干したら更生のチャンスを与えるべきだと思う
レイピストは無期懲役でいい
あくまでも私見です かつて新潮文庫から出て絶版になっていた『楽天記』が
講談社文芸文庫から刊行された
なぜこれを出してきたか、謎 同感。この文庫はおいそれと買える値段ではなくなった。 楽天記いま尼で確認したら
新潮のやつがマケプレにないな
ちなみに楽天記だからか楽天にはあった
送料込で1000円くらいになるけどな amazonでは新潮文庫『楽天記』古本を買えなくして、講談社文芸文庫を売ろうとしている 電子本に興味はない
読めればいいわけではなく、
紙の本を所有することが幸福だから 講談社は『雨の裾』を文庫にせず、何故か『楽天記』を刊行した
理由を知りたい 『雨の裾』は綺麗な古本を安く買ったから、文庫化しなくていいよ 『われもまた天に』
4編書いて亡くなったので、通常の半分しかないのに、
2200円もするのは高すぎるから、古本を買った 愛の讃歌の響き 川村二郎
文芸時評という、どちらかといえば総括的、客観的な展望が期待されるであろう場で、
いかにも主観的な断定と受け取られかねないような評価を下すのは、さし控えるべきかもしれない。
しかし、半ば義務として月々のおびただしい作品を読み続けている時に、
およそ思いもかけぬ強烈な感動に襲われることがあれば、その感動を率直に表明することぐらいは、
時評家にも許されているのではあるまいか。
いや、文学について語ることが結局、主観的な評価を抜きにして考えられないのだとすれば、
疑いようのない感動の吐露は、時評家の最も重い義務とさえなるのではあるまいか。
なんのために僕はこんな前置きをしたためているのか。
古井由吉の「杳子」(文藝)は今月第一の作品である、
今月といわず、僕が時評を担当していることしの、これまで文芸雑誌に発表された作品中でも、
第一等の小説である、そう書き始めようとして、それでは独断口調にすぎるかと、
いささか反省してみたからである。しかし時には、時評家の独断口調を許していただきたい。
この小説が非常な実質感をそなえた、読みごたえのある作品だということは、どう考えても確実なのだから。
[以下略]
(「神奈川新聞」文芸時評 昭和45年7月28日)
『杳子・妻隠』河出文芸選書に附いてた栞から 今月の新刊
『古井由吉論 永劫回帰の倫理』築地正明著・月曜社・3300円 ねっちょりしてねっとりした文章
エロ中年の愛撫を思わせる 年明けに『円陣を組む女たち』『楽天記』『この道』を読むつもり
今年は『山躁賦』と『辻』を読んだが、後者が優れていた >>153
いいなあ。俺BOOKOFFで『辻』(単行本)買ったけど、700円もしたぞ。まあ深く考えさせられるいい本だったから良しとするが。 貧乏臭すぎる…
古井の文庫なんかだいたい100円で買えるだろ
いちいち言うことかね >>156
まあそう言われればその通りだが。どこで100円で買えるのだ。俺、東京住みじゃないから。 >>157
辻の文庫版なら1ヶ月前にも
メルカリで送料込みで330円とかで売られてんじゃん
amazonでも送料込みで500円台
いいなあ〜じゃなしに
5chばっかやってないでネット利用しろよw >>158
メルカリはやった事なく、Amazonはプライムで映画見るだけになっているな。あなたのいう通り5ちゃん控えてこの後本漁りでもしてみるか。>>156のいう100円探して。ところで『辻』はもう読んだ? どうだった? 古井作品の中でも辻のように人物の気配が幽玄でありつつ濃度高めのドラマはあんま肌に合わん
昔はそっちのほうが好きだったんだけどな
いまは山躁賦や仮往生伝試文のような随筆基調の折り目正しい散文のほうが好みだ
こちらは完全にエセーだけど神秘の人びととかね
ただの好みなんであんま気にせんといて 100円も700円も大した違いはない
さすがに古井由吉自撰作品や講談社文芸文庫を新本で買うのは違うがね
ところで『この道』単行本を持っているが、これは仮フランス装だね
大江の『水死』もそうだったが、最後から2番目の小説がおしゃれなこの装丁だった >>159
今ちらとヤフオク覗いてみたけど安いの揃ってたぞ
野川の文庫なんかそれこそ100円だ
(オークションなんでこれから吊り上げられるかもしれんが)
まあでも古井はいまちょうど全体的に安い時期だと思う >>162
ありがと。BOOKOFFが高いのは分かった。本代を惜しんではいけないが、最近の高騰には根を上げている。ヤフオク含めて色々と探してみるよ。 >>160
この機会に古井蓮實の対談を読み返してみた。蓮實には準備していたという古井由吉論を是非とも発表して欲しいものだ。 古井さんって昔で言えば森鴎外レベルかね
大江さんは夏目漱石レベルで間違いないですが >>165
いいんじゃない
その二人の新作が出なくなった今の日本文学は
相撲界と同じで、荒涼としている どうすれば日本文学復活するんでしょうかね
買い支えるしかないんでしょうか >>167
それは読者がどうこうできるものではない
天才作家が登場するのをじっと待つしかない
明治維新後30年は不作が続いたが、尾崎紅葉が現れてから、
続々とすぐれた作家が出てきた
今しばらく不作の時代は続く 以前のような文学の役割は終わったんじゃないの?
尾崎紅葉の頃は他に娯楽がないし
文化としても最先端だったわけだから
そういう存在も待たれていただろうけど
今は小説なんてたくさんあるうちの一つじゃん
旨い豆腐を食べたいなあ、と言ってるようなもん
この先プチ豆腐ブームもたまには来るでしょうけど知れてますわな ここで待望される作家とは一世を風靡するような寵児ではない
たとえば、紅葉の弟子に徳田秋声という地味な作家がいる
明治から昭和初期まで活動したこの作家は当時から人気がなかった
しかし、令和の今でも評価は高く、何冊か文庫が出版されている
古井が高く評価し、『仮装人物』の解説も書いている
徳田や大江、古井のように百年後も読まれる一流の作家が待望されるのだ そこまで遡らなくても、
80年代や90年代ぐらいの文芸誌あさってみ。『海』とか、いいのいっぱいあるから
近代と現代で二極化してここらあたりが忘れ去られてるのが惜しい....... >>171
忘れ去られるのは所詮その程度の作家であり、ほんの一部の
人間が過大評価しているだけにすぎない
そんなもの、一顧だにする必要もない