新潮3月号(尼に表紙あり)

◆新作詩 谷川俊太郎「死神 他二篇」

◆甫木元空「はだかのゆめ」120枚
東京から遁走し着いた四万十川のほとりには
生死の境を越えた聖なる空間があった。
映画と音楽に新風を捲き起こす才能の初の小説!

◆小山田浩子「森の家」
若き母が訪れた森の豪邸、足の悪い少女の思い出。
はとこから聞く、あり得た母の人生。

◆戯曲 岡田利規「部屋の中の鯨」
死にゆく鯨の中で語り合う人間たち。
  捕鯨国ノルウェーで上演された時代を抉る社会劇!

◆連載完結 ヤマザキマリ+とり・みき「プリニウス」

◆石戸諭「<正論>に消された物語ーー小説『中野政彦の昭和九十二年』回収問題考

◆安藤礼二「磯崎新の最後の夢 イランの「間」展をめぐって」
◆追悼・加賀乙彦 黒井千次 沼野充義