【死霊】埴谷雄高【虚空】
盟友だった大岡昇平と武田泰淳の新スレッドが立ち上がったので、
久しく存在しなかった埴谷雄高のスレッドも立ち上げる 死霊か。生霊の方がまだ売れるね六条の渡り。下についてりゃいい。
しかし映画アニメ技術でとりあげたらいい生霊。 事件としても医学書としても読める源氏物語。センター世代うらやましいね。 ある意味日本古来の血統読み分けるのに文学書はサイドリーダーになるね。 そうじゃないと見かけ上の外人二流助っ人に騙される。 日本人女性がだよ。古来の。孤立して鎖国攘夷のほうがよい。 女系ということで多様な血脈は大事だが無理に引き留める必要はない。
男子は純日本血統が中心になる。 『死霊』は講談社の函入り3巻本や全集1巻本も持っているが、
全集別巻の『復刻死霊』が宝物のようにいとおしい
「近代文学」連載時のままなので、一切削除されていない
サーカスの場面などはこれでないと読めない 日本だけでなく、ジャイニズムについて関心を持ってる人は世界でも少ないが、埴谷の死霊は、釈迦とジャイナ教の
始祖の大雄ヴァルダマーナの対話で締めくくられる予定であったとか。
両方ともヒンズー教から出た分派の2派が紀元前6世紀に始まるジャイナ教で、仏教はその後の紀元前5世紀が始まりと
されてるが、初期の仏教彫刻とジャイナ教彫刻の違いは変な言い方かもしれないが概して?はっきりしている。前者の
肩はいかり肩であり、手足の筋肉の付き方にメリハリが乏しい。それに比べて仏教彫刻はなで肩気味で、手足の筋肉の
メリハリがはっきりしてる。ジャイナ教の彫刻は象徴的や抽象的である一方で、仏教彫刻はmimetic模倣的だ。
ジャイナ教はインドでは仏教と比べて、教養や社会的地位の高い層の宗教という。
ジャイナ教の相対主義も良く言われることだ。柄谷の交換論も相対主義の一つだろう。
死霊では4人の革命に挫折した、刑務所から出たばかりの4人の左翼青年の絡み合いが描かれるが、結局は革命から相対
主義の構造改革派への流れに誘導して行くストーリーなのではないか?
wikiやコトバンクを読んだだけの粗末な感想ですまん。
彫刻の話に戻ると、たぶん、ジャイナ教の彫刻はエジプトやヌビアからの直伝で、仏教彫刻はエジプトやヌビアからギリ
シャ彫刻を経由してインドの仏教彫刻に至っている。
ここらへんは俺の独創なのであまり真に受けないように。 >>21
>>仏教彫刻はmimetic模倣的だ
訂正
仏教彫刻は仏陀の人体に対して模倣的だ。 >>23
どう違うか、少しでも具体的に言ってくれ。
後は、他の人にはwikiを読むことを勧める。 >>23
死霊のストーリーについてはともかく、ジャイナ教と仏教の違いについて、
大まかな指摘を俺はした。後は、死霊を読んだ人に任せる。 ジャイナ教の聖典の日本語訳あるのな
なんでも翻訳してある程度売れるの凄いわ 医学の書体としてはヒポクラテスを師としても精神医学としても完成していないな。しかも刑務所というけど精神病院は刑務所から救済してもらって逃げる場所
ではない。
江藤淳なんかはソシュールよりできている。