心の中をわざわざ台詞調に書かれるのは大ッキライ
そこまでして心中を描写しないと読者に理解を得られない人物設定はそもそも必要ない


「あれ?」 
かなり素っ頓狂な声だった。表情もどこか気が抜けていた。 
まるで予想外の事態に直面したかのような。 間もなく、少女は耳を疑う台詞を口にした。

「あの、命令は?」
「────ハ?」