【靴賞】角川スニーカー系総合その16©2ch.net
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俺は、米澤穂信に、なる!
ありがとう! みんな大好きだ! 5つ星のうち 3.0 人の為に動く事が出来なくなった少年が食欲旺盛な侵略者との出会いを通じて再び動き始めるまでを描いた成長譚。若干構成がドタバタしている, 2017/8/6
Amazon.co.jp: クラウは食べることにした (角川スニーカー文庫)の ヤボ夫さんのレビュー
https://www.amazon.co.jp/review/R3IBA17D7UT6Y3/ 第22回スニーカー大賞「特別賞」受賞作
物語は主人公の匠香介がシェフの父親から仕込まれた特技であ る調理技術を活かして三種類の苺大福を作っている場面から始まる。
香介が苺大福を振る舞おうとしている「三浦佳奈」はスマホゲー「魔女これ」のキャラクター。
画面の向こう側にしか存在しない女の子の好物を作る香介にはかつて小学校で好きになった女の子に
調理実習で得意のスパゲティを振る舞おうとして、小学生離れした出来の逸品を作りあげクラスの賞賛を集めたは良いが、
同じ様にスパゲティを振る舞おうとしたその女の子のプライドをへし折り、泣かせてしまった挙句
掌を返したクラスメイトに責め立てられたというに苦い記憶が残っていた。
そんな苦い記憶がちらりと蘇る香介だったが、気が付けば三浦佳奈が同じ台詞を繰り返し発し続けている事に気付く。
バグか と思い再起動しようとした香介だったが、窓の外に見える庭に見慣れない物がある事に気付く。
違和感の正体は天を突くかのようにそびえ立つ巨大な竹。しかもその竹の中を通って遥か上空から光が下降してくる。
香介の目の前で竹の一部に窓の様な穴が開き、そこから転がり出たのはカプセルトイのカプセルだった。 異様な状況を前に恐々と竹に近づいた香介だったが、何者かに押し倒され腹の上に乗られてしまう。
腹の上に跨ったのは平安貴族の様な髪型が特徴の全裸の女。
その奇妙な女は香介に「あなたが進歩的文化人ですね?」と問い質した上で白い蛇の様な物を手にして
香介の持つ文化力を吸い取って自分の祖国「高天原」に捧げると宣言。
訳が分からない香介だったが、女は香介があわよくば竹を伐採しようと手に持っていた鉈を警戒し飛びのく。
鉈を手に対峙する中、香介は「裸のままじゃ色々とアレだから」と女を言い包めて一旦家の中に連れ込むことに成功。
ジャージに着替えた上でクラウと名乗ったその女は世間の冷たい視線を浴びながらも二次元少女の好物を作り続ける
香介の痛々しい魂こそが高い文化力を産み出し続けるのだと説明した上で「チャンスを与えましょう」と言い出す。
クラウが香介の料理で感服すれば何もせずに高天原へと帰るという条件の勝負が突き付けられ、仕方なしにオムライスを作る香介。
香介のオムライスを口にした瞬間、腰をくねらせ切なげな吐息を漏らし始めたクラウは
「く…くやしいけど…返信しちゃうー!」と絶叫するや巫女の様な姿に変身し、窓から空へと飛び立つと
夜空へと向かってビームを発射して失神。 クラウのビームで夜空に巨大な「オイシカタデス」の文字が描かれ、勝負は香介の勝利に終わったか と思われたが、
翌朝目を覚ましたクラウは「言ったのではなく、書いただけ」と屁理屈をこねまわして一品だけでは性急すぎるとして
あなたにもっとチャンスをあげましょうと居座る事を宣言。香介との勝負を続けることになるが …
作者がこういう賑やかなラノベが好きで、自分でも書いてみたくなったんだろうな、というのはよく伝わってくる。
ただ、勢いで書いているという部分も伝わってくるわけで、得意な所はのびのびと書いており非常に読みやすいが
今一つ不得手な箇所に差し掛かると文章がテンポを失い、四苦八苦しながら書いてくることが伝わってくる、
ある意味非常に新人賞作品らしい作品。 物語の 方は高天原から文化力を奪いにやってきた侵略者にして文化侵略兵器かぐや型、通称「泥人(どろうど)」14号のクラウと
そんなクラウから二次元少女に本気で料理を作り続けるという痛々しい行為を続ける「文化力」を狙われた香介が出会い、
クラウの「料理で感服させれば諦めて帰る」という条件を付けた勝負を続ける中で、香介のクラスメイトであ る
ギャルの志緒がクラウの物ではない文化力吸収具「天沼矛」に襲われるという事件が発生、クラウ以外の侵略者の存在が
見え隠れする中、高天原からの文化力を早急に送れという圧力が強まっていく展開が描かれている。
序盤から「ああ、この作者さん本当にコメディ系の作品が好きなんだな」と伝わってくるノリとテンポの良い会話劇は
作者の一つの武器になっている。特に主人公の香介とクラウの会話は中々に毒があって、ニヤニヤさせられた。
文化力が奪われたらどんな世の中になるか、というクラウの説明と香介の反応 「誰にでも当てはまる様な当たり障りのない歌詞、覚えやすさだけを重視しただけの単調なメロディの歌が
ランキングの上位を占める様になります」
「それ昔からだろ」
「海外から輸入された映画が、監督の意向を無視して勝手に編集されて公開されます」
「国ごとにレーティングがあるし」
「演技の経験の浅い、モデル上がりのタレントが吹き替えにキャスティングされます」
「一般層への宣伝効果を考えるといたしかたない」
「かつてヒット作を描いた漫?2ノなります」
「漫画家が一生漫画家であ る必要はないもんなあ。転職だよ転職」
…どこの業界に喧嘩を売ってるんだか、というようなやり取りが連発されてオタク業界系のネタが好きな方には堪らないか と。
しかも主人公の香介を中心にどのキャラクターも人間臭いというかちょっとズルい所があって、学校に乗り込んできたクラウに
たじろいだ挙句、最後は見て見ぬふりを貫き通そうとする担任の篠里先生の態度とか適当人間の見本市みたいなノリも
多少クセはあるけどなかなかに楽しませてもらった。 ただ、ギャグで押し切ろうとするだけでなく割と「良い話」っぽい所もあるのが本作のもう一つの特徴。
冒頭で主人公の香介が「善かれ」と思ってやった事が裏目に出てしまい、「人の為に動いたってロクな事にならない」という
人間不信っぽい性格になった経緯が描かれているのだけ ど、
そんな香介が最初はクラウの文化侵略から愛する二次元文化を守るという目的から動き始めたものの
同級生であ る志緒が正体不明の侵略者に襲われた事件などを通じて少しずつ「人の為に動く事」の意味を思い出していき、
最後は窮地に陥ったクラウを助けに身を挺する姿を見せるようになるなど、一つの成長譚としても描かれている。
冒頭では会話劇中心で勢いだけで乗り切る作品なのか と思っていただけにテーマ性もしっかりと打ち出している辺りは
良い意味で予想を裏切られた。
ただ、話が全体的にゴチャゴチャしているという構成の不備は否定できないか と。
最初は侵略者としてやってきたクラウが香介との勝負の為に居座る事になったと思ったら勝負自体は大して描かれず
急にクラスメイトの志緒の話になったり、志緒の話を大急ぎで片付けたと思ったら急に高天原の圧力で
クラウが危機に陥る展開になったりと、どうも話全体がドタバタと進行しているような印象を受けた。
もう少しじっくりとキャラクターを、特にヒロインのクラウが侵略者から変化していく過程を掘り下げて欲しかったように思う。 また、「文化力」という話の根幹になる設定自体も結局の所冒頭近くの「文化力とはどういう物か」という説明と
中盤での志緒とその母親を襲った事件の辺りで描かれた状況が今一つ繋がらず理解に苦しんだ。
作中に独自の設定を持ち込むのは良いが、シンプルで読者に理解しやすい物にしないと読者の集中力が削がれて
ストーリーに集中できなくなるのでこの辺りの配慮はもう少し欲しかった。
読み終えてみれば作者の好みであり、「書きたい部分」であ るテンポの良い会話劇やコメディシーンは良いし、
人間不信だった少年の成長というテーマ性の部分もストーリーの中に落とし込めているが、
全体の構成や設定の作り込みというどうも作者が苦手としている部分の粗は残ってしまった。
良い部分・今後「売り」に出来そうな部分は割と明確になったので、残った部分は苦手な部分をどう次作意向で
克服するか、という良くも悪くも新人作家のデビュー作らしい作者の成長が望まれる一冊だった。
5つ星のうち 3.0 人の為に動く事が出来なくなった少年が食欲旺盛な侵略者との出会いを通じて再び動き始めるまでを描いた成長譚。若干構成がドタバタしている, 2017/8/6
Amazon.co.jp: クラウは食べることにした (角川スニーカー文庫)の ヤボ夫さんのレビュー
https://www.amazon.co.jp/review/R3IBA17D7UT6Y3/ >>285
このあらすじ読む限りクッソつまんなそう >>282の前半があれば、>>279-281は要らないのでは? ここの評価シートはどんな感じ?
参考になるならコッチ送るけど >>292
最終だろうが高次でも一人からしか評価されない
内容は普通だと思う
でも評価シート届くのは発表から半年は覚悟すべし >>282
文化ってのは伝統、軍事、経済、血統、民族性、地政学的力学、法律、風俗、それら全ての合成を意味するふんわりした概念だぞ クラウは食べることにした
こっちを「パンツあたためますか?」というタイトルにするべきだったのでは…… なんかスニーカーって作家に優しすぎる気がする
まあそれが魅力なのかもしれないけど 編集が口出ししまくってて作家より偉そうにしてるどこかの会社よりはいい
って同じ会社だった 連載原稿に、毎回毎回微に入り細に入り手を入れられて、
「担当さんよ、もうアンタが作者ってことにしろよ」と言いたくなるような状態で、
その結果が一年もたずに打ち切り、なんてこともあったな。
「微に入り細に入り」がなかったら、あるにしても少し薄まってたら、
結果は違っていたかもしれず……無論、マイナス側に違ってた可能性もあるけどさ。
公平に見て、作家と編集者という土俵の違いはあれど、それでも同一部署での
「実績のない新人」と「ベテラン・先輩」とでは、
そりゃ後者の言うことに従うべきなのは道理ではあるが、しかし……
まあ、出版社といえど企業、会社であって。
そこから金を貰って仕事するなら、作家というのはいわば下請け業者。
あるいは契約社員(正社員ではない)。
立場が弱いのは、仕方ないといえば仕方ないが。 ここって隠れたガガガ的なところだよね
パンツとかタイトルで損してるけどライト文芸に近かったわ
ビバップは謎のカレーゴリ押し要素と誰得な意味不明さがあったけど、あんなのどこのレーベルも受賞させないだろうって感じだった パンツのタイトルはきつい
売るためには仕方ないだろうけど、内容とあまりに一致しないタイトルにされた作者は納得してるのだろうか 5つ星のうち 3.0 「死にたがり」たちが集った列車を舞台にした群像劇スタイルの一冊。不思議とグダグダした雰囲気が特徴的ではあるが、キャラの書き分けが今一つ, 2017/8/11
Amazon.co.jp: 死にたがりビバップ -Take The Curry Train !- (角川スニーカ...の ヤボ 夫さんのレビュー
https://www.amazon.co.jp/review/R15B6LMOXYAJ1E/ 第22回スニーカー大賞「特別賞」受賞作
物語はこの物語の語り手の一人、メリック・ターが「寝台特急・ボンディ」の食堂車でメイド服姿のウェイトレスから
熱い…というか熱過ぎる「カレー語り」を聞かされている場面から始まる。
思わず夢中にさせられるほど美味いカレーを食べさせてもらったのは良いが、メリックを無視して延々と続けられる
東洋人っぽい顔立ちのウェイトレスの語りに「待った」を掛け、部屋に帰ると立ち上がろうとしたメリックだが
その途端素に戻ったかのようなウェイトレスは「ああ、やっぱり自分はダメなんです」と絶望するや
ポケットから取り出したナイフのような物を手首にあてがい、いきなりの自殺を図ろうとする。 流石に血相を変えて止めようとしたメリックだったが、奇妙な事に彼女の手首から些かの血も出ていない事に気付く。
「なぜ傷が無いんだ」と訝し気に尋ねるメリックに、けろりと「そりゃ、バターナイフですから」と答えるウェイトレス。
呆れかえって自室に戻ったメリックだが、ウェイトレスの自殺を止めようとした事を自嘲する。
「本物にならねば」と完璧主義を目指すメリックはある時から全てに虚しさを感じる様になり生きる目標を喪失。
全てにおいて完璧なサービスをもって客をもてなすという評判の「崖の上ホテル」が終点に待つボンディに
「死ぬなら完璧な自殺を提供してくれる場所に行こう」と乗ったメリックだったが、
自分が「ディラン」というカレー屋でマスターから最後に「今、自殺したいと感じますか?」と記されたアンケートを頼まれ、
「はい」と答えた自分にマスターが一等客室のチケットをプレゼントしてくれたことを思い出していた。 客室で「完璧な遺書」を書こうとしたが筆が止まってしまったメリックは仕方なしにラウンジ車両に向かい、
グラスを拝借して一杯ひっかけ始めるが、ゆったりとした雰囲気に浸ろうとしたメリックの意志に逆らう様に聞こえてきたのは
「だははー!暗い!どこ!ここどこ!」という奇妙な叫び声。カウンターの向こうにある棚の中から聞こえてくるその声の主は
「俺は死んだ筈だ!」と奇妙な事を言い始め、自分を幽霊だと主張した上で自殺が怖くてウイスキーを飲み過ぎたから頭が痛い
水が欲しいと言い出し始める。自称・幽霊の男に気分をぶち壊されたメリックは口喧嘩をおっ始めてしまうが、
「呪ってやるから名前を教えろ」という幽霊に「メリック・ターだ!」と名乗った瞬間「メリックだと?」と返し
カウンターの下から顔を出した男を殴ってしまう。相手はメリックの旧友にして悪友のジン・ジャーだった。
自殺願望を抱えた連中を乗せてボンディは終点のアールティに向かって走り続けるが… 登場人物全員が自殺志願者とはまた何とも変わった作品だなあ…。
「死にたがり」の人物が出てくるライトノベルはたまに見るけど全員が「死にたがり」という作品というのは初めて読んだ。
しかも舞台をほぼ列車の中に限定して、複数視点を切り替えて語られる群像劇スタイルを取っている事で
なんというか映画っぽい雰囲気を持つ独特の作風が非常に特徴的。
物語の方 は完璧主義者のメリック・ターや、その旧友で女にモテない事を嘆く医者のジン・ジャー、
ドジを踏み過ぎてマフィアが絡んだ寝台特急に乗り込んでの調査を命じられた刑事であ るナツ・メグ、
メリックの元彼女で全身にダイナマイトを巻き付けたカルダ・モン、駅で拳銃を振りかざす騒ぎを起こした少女・クミンといった
様々な背景を持つ連中が「今、自殺したいと感じますか?」という奇妙なアンケートに導かれる様にして
一つの列車に乗り合わせ、グダグダと愚痴を語ったり、「死にたい、死にたい」と嘆き、酒を呷っては潰れるまで飲み、
カレーを掻き込むなど自殺志願者の集まりとは思えんほどにダラダラと過ごしながら目的地に向かうにつれて
マフィアの絡んだある奇妙な計画が浮かび上がってくる…というのが主な流れ。 序盤のメリック視点の語りを読んだ時には、学生時代からの悪友であ るジン・ジャーとつるんだ、まさにダメ学生としか
言いようが無い過ごし方の回想や、変にもったいぶった語り口調もあって「四畳半神話大系」などに代表される
森見登美彦の作品の様な物語になるか と思っていたが、上にも書いた様に複数の登場人物の視点を切り替えて
語り手を変えながら進められる群像劇的なスタイルを取っている事で独特の作風に仕上がっている。
マフィアが絡んでいたり、自殺を望んでいたりすることから殺伐とした雰囲気の話になるか と思っていたら
結局の所バターナイフで自殺を図ろうとするナツ・メグに代表される様に誰も本気では死のうとせず、
「人生とはなんだ、死とはなんだ」とグダグダ語り合ってはグダグダと酒盛りが始まってグダグダと過ごすという
全体的にグダグダした饒舌が延々と続くので「いったい、これはどういう物語なのだ」と読んでて唖然とさせられた。 一応、後半になると登場人物の一人が抱えた事情がこの奇妙な自殺志願者が溢れる列車の存在に絡んでいる事が明かされ
それに伴って冒険活劇風味のクライマックスを迎えるので全体がグダグダのまま終わる、というわけではない。
ただ、群像劇スタイルを取っているのは良いのだ けど、キャラの書き分けはお世辞にも上手いとは言えない。
視点が切り替わる度に「あれ?今は誰が語っているの?」と戸惑う場面が多く、自殺志願者という共通点ばかりが目立ち、
個々の登場人物が抱えた事情の掘り下げが出来ていない様に思われた。 まだメリックやジンといった男連中は良いのだけれども、ナツやカルダ、クミンといったヒロイン勢が見分けが付かず
キャラ立てという点において大いに難がある。思わせぶりな書き方をするのが悪いとは言わないが、掘り下げが無いので
その匂わせた部分がなかなか詳細にならず「結局、このキャラは何がしたいんだ?」と途中で苛々する事もあった。
最後にメリックが辿り着いた境地は「うーん、そういう物の考え方もあるか」と頷かされる部分もあるし、
グダグダと語る場面の雰囲気も嫌いでは無いのだ けど、いかんせんキャラの書き分けが出来ていない事で
折角導入した群像劇スタイルを十分に活かしたとは言い切れないのが非常に勿体ない。
新人作家さんがこういう独特の雰囲気を持つ作品でデビューされた事は喜ばしいのだ けど、キャラの造形の様な
「詰め」という部分で甘さが残ってしまったかな、と細かい所が引っ掛かってしまった一冊だった。 5つ星のうち 3.0 「死にたがり」たちが集った列車を舞台にした群像劇スタイルの一冊。不思議とグダグダした雰囲気が特徴的ではあるが、キャラの書き分けが今一つ, 2017/8/11
Amazon.co.jp: 死にたがりビバップ -Take The Curry Train !- (角川スニーカ...の ヤボ 夫さんのレビュー
https://www.amazon.co.jp/review/R15B6LMOXYAJ1E/
発行部数はパンツが1万、クラウが5千、カレーが3500って感じ? >>312
発行部数は分からないけどパンツ>クラウ>>>カレーの順で売れてるみたい
だけどどれもデイリーで100位圏外 なんで発行部数隠すんだろな?
1冊単位で公表しろよ
その方が業界の発展に寄与するのにねえ
実売2冊とかもあると思うんだよねw 発行部数なんて公開しても会社になんの利益もないだろ
発行部数が少ないと明らかになってる本を誰が買うんだよ > 発行部数が少ないと明らかになってる本を誰が買うんだよ
この発想がある限り一切プラスにはならんわな
売れてる=面白いと誰が決めたんだって話だが
そんなだから一発芸みたいなタイトルばっかりになるんだが >>318
どうせおまえの本は売れない
気にして仕方ないだろ まず発行部数を公開することが業界の発展っていう根拠が謎 >>317
>売れてる=面白いと誰が決めたんだ
「売れてるからって面白いとは限らない」なら、
「売れ行きの高い低いを知っても意味がない、そんなの無視して中身を吟味する」わけだから、
「売れ行きを発表されても嬉しくない、どうせ何の参考にもしない」となって、
出版社「じゃあ、誰の得にもならないから、無駄な手間だから発表しないよ」と。
めでたしめでたし。
>>316の主張に反してるわけではないね、>>317の主張は。 >>321の補足。
「俺様は売れ行きの高い低いに惑わされないから無視するが、
一般大衆は惑わされる」
のであれば、
出版社「じゃあ、一般大衆のお客様が、『売れ行きの低さに惑わされて』
買ってくれなかったら我が社にとって損だから、発表しないよ」
となる。俺様も一般大衆もみんな惑わされないなら、>>321だ。
どっちにどう転んでも、結論は同じだね。 純文や学術書の類なら売上≠評価の理論も通じるが、ガッツリ商業主義に舵を切ったラノベにおいては売上がそれなりのウェイトを占めてしまうのは仕方ないよな 野球選手の打率や守備力を隠すか公開するか、どちらが野球界にとって良いかってこと
少なくとも話題くらいにはなるだろうに 業界にとって、素朴な話題の提供も大事な役割だと思う
けっこう難しいんだよこれが
ほっとくと『俺様』ばっかりになるからね スポーツは実際の成績に基づいてデータが算出されてるから正確
発行部数はレーベルがいくらでも改ざんできるから無意味 つまりもう既に発行部数だけで100万部突破とか帯付けてる状態なのか…… 例えば 発行部数100万と宣伝されてる本と、発行部数1000と言われてる本。
どっちが面白そうかって聞かれたら明らかに前者を選ぶ。世の中の大多数の人間はそうだ。
レーベル自体が見切りをつけてて発行部数を減らしてる本を誰が買うのか。
発行部数を全て公開すると、発行部数が少ない本が売れるチャンスがなくなる。
勿論、めちゃくちゃ売れてる本なら「増刷決定」「発行部数何万部突破」なんて宣伝をするのはありだ。「人気がある」はそれだけで凄く強い宣伝文句になるから。 少しは話題になるだろっていう薄い言い分だし真面目に議論しても仕方ない ぶっちゃけプロ野球選手になるのと作家になるのってどっちが難しいんだろうか? 若いうちでないとなれない野球選手のほう
一般文芸は年を取ってからでも挑める たしかに
と言うかプロスポーツって括りの方が正しいのかな
スポーツの世界もいまいち謎だ
ハンマー投げ選手の年収とか 野球選手は契約金で数千万って普通だけど出版は契約金って言うとほんの僅かな賞金ってことになるんかね
せめて編集の年収を500万くらいに押さえれれば作家に入る金もずいぶん変わるのだろうが そろそろスニーカーの投稿が本格化する時期だな
電撃はじめカドカワレーベルの投稿数増えまくってるな スポーツ選手は20〜30代で大半が引退するから、最初にそれなりの金をもらわないと引退後が大変
作家は年をとっても続けられるという利点はある それだけに生き残り続けるのが大変なんだよな作家は
スポーツ選手はキャラクターや知名度次第ではマスコミ関係とか副業ができる余地があるし
どっちにしても狭い門だわ 学生はもちろん、サラリーマン(アルバイトではなく正社員)をしながらでも
「プロを目指した活動」をできるのが大きな利点だね小説家は。
毎週日曜日にだけちびちび描いて、それを投稿して受賞すればデビューできるわけで。
実際それを成し遂げたどころか、サラリーマンとの兼業で何年もプロを続けてる人だっているんだから。
その後、充分な人気の地位なり、あるいは貯金なりができてから、専業に切り替えればいい。
アイドルや芸人や俳優やスポーツ選手ではこうはいかない。
デビュー後の兼業は無論、「デビューを目指した活動」ですらサラリーマンとの兼業はほぼ無理だ。
漫画家だって、投稿だけならできるが、デビュー後は無理。
こう考えると、いわゆる「夢の・憧れの職業」に分類されるものの中で、
小説家が一番「目指しやすい」のではなかろうか。
デビュー&その後その道で食っていけるかどうかという、成功率の高低は別として。 プロ野球選手なら、二軍の底辺だって「野球だけで食っていく」ことはできるが、
小説家で「小説だけで食っていける」のはプロの中でも限られるから、
そういう意味ではプロ野球選手より厳しい、ともいえるけどね。
また別の見方をすると、
原稿用紙300枚に渡る一本のオリジナルストーリーを描け、
と言われても素人には絶対にできない。レベルの高低以前に「不可能」。
数枚の読書感想文を書くのに苦戦する人だって珍しくないのが、
一般のレベルなんだから。
が、ヘタな野球や弱い将棋なら、「誰でもできる」。
そういう意味では、プロ野球選手やプロ棋士以上に、
小説家(もちろんラノベ作家も)は、
「素人にはできないプロの技」を見せてるともいえる。 >>339、340
石田衣良クラスのプロ?
俺の理想はどっかの森林と草原のまばらな人気の無い土地に打ちっぱなしコンクリの塔を建てて、最上階の広い部屋でそこには机と椅子とPC以外は何もない。
そういう空間で雨の音でも聞きながら作品を綴って、それがそこそこヒットするってことかな
食事は3食お茶漬けでも全然OKだわ >>340
素人だって今はなろうとかカクヨムで気軽に書ける時代だからなあ
小説は素人にはできないっていうのは不自然じゃね 書きたいと書けるは大きく違うからな。
小説書くのが夢なんだよと言いながら一作も書いてない人は山程いる。 なろうに腐るほどいるのは素人じゃないのか?っていうね
つうかワナビだって素人の仲間だぞ 「一回から九回まで、野球の試合を完遂すること」は小学生にでもできる。
内容のレベルの高低さえ問わなければ、どんなノロマでも不器用でも、
「プロと全く同じこと」ができる。将棋も。
だが、長編小説を一本描き切るのはそうはいかない。
どんなにクソつまらない作品でもいいよ、と言われても普通は描けない。
キャラだのストーリーだのは思いつかない。
思いついて描き始めても、途中で行き詰まるか飽きるかして投げる。
ワナビですらそういうことがあるのだから、一般人なら猶更だ。
スニーカーだ電撃だガガガだGAだと投稿しまくってる俺自身、
小学生の時にこんなことができたかと言われれば、無理と答えるぞ。 プロを目指す球児は素人かどうか
プロを目指すワナビは素人かどうか
まあそこで培ったものが何かに生きるかもしれないけれど
プロじゃない(それで食えない)という枠で言えば
素人かどうかはどうでもいい話じゃないかな。 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
なんか映画は酷評されまくってるが
小説は売れてるの? >>349
「長編小説を描きかけで投げ出す人」を見たことも聞いたこともないの?
少なくとも俺は、学生時代に文芸部やその他で、
あるいは今現在もこういう語り合う場で、そういう人を多く見てるけどね。
それらは、少なくとも「小説を描こうだなんて全く思いもしない一般人」ではない。
多かれ少なかれ、執筆意欲のある人たちだ。それでも、投げ出す人はいる。
なら、一般人だったらもっとその頻度が高くなると考えるのは、自明の理だと思うが。
お前さんはお前さんで、
「自分ができることは他人もできるはず」
という思考にハマってるよ。 上であった「小説を最後まで書くことが夢」っていう人が話してる言葉は、
スポーツで例えるなら、「ルール(アイディアや小説作法)なんてぼんやりとしか思いつかないし知らないけど、カバディやってみたいんだよなあ」って感じの話だと思う
けど俺らみたいなやつらは、野球で例えるなら「今は野球部で毎日部活で鍛錬積んでてて、将来は甲子園に出てドラフト会議で取られてプロ野球選手になりたい」のとほぼ同じだろ
あくまで野球で例えるならカバディの例の人は
「これまで部活も文化系なインドア生活だったけど、野球(読書)好きだし一度ぐらいは本格的な野球チームに入って試合(執筆)終了までプレイしてみたい」
って感じなんだろ
そこから「野球(小説を書くこと)の面白さに目覚めて甲子園(プロの作家)を目指してドラフトで選抜されるのを目指す」……のかはその人次第だろうけど、
才能ある人ならあっさりドラフト(賞の選考)で取られる(受賞出来る)だろうけど、そんなのほんの一握り……だけど悔しいことに本当にあるんだよな、そういう先駆者の例って山ほどorz 初めての一本はアイデア作ってから10年後に完成した
いまは三ヶ月に一本
初めての一本を書くってすごく大変だと思うよ >>352
なろうでダラダラと長編連載してる数万人を見事にスルー
今はもうweb小説の台頭で中高生が気軽に手を出せる時代なんだよ
スマホで書けるしハードルは下がりまくってる レベルの高低関係ないならなろうに腐るほど駄作が転がってる ダラダラ終わりなく書くのと一冊の分量をきっちり終わらすのはまったく別な気が ワナビを拗らせると小説を書ける俺sugeee!と思わないとやってられないんだよきっと 小説を書ける俺が最強 嫁たちと暮らす異世界ワナビ生活 2chで長文を連発する人には関わらないほうがいい法則
そんなことより金曜には一次くるかな 昔は面白い本もなかなか売れなかった
今は面白ければネット情報が拡散される
そういう作家は続編を書ける
いい時代だ やっと一次発表か
同じ月だった電撃は三次まで発表されてるけど、ここは時間止まってるよね 作家(ラノベも含む)の世界は神秘主義が2割くらい入っていた方が良い
神秘主義は儀式偏向だから日時や規則を頑なに継承するのはそれほど悪い姿勢ではない
良書はやっぱり紙の本で読みたいし
最近全然読んでないけどね 勝手な想像だが。
普段なら、25日ギリギリまで選考に時間がかかり、
それから掲載ページを作って、作品名や作者名のミスがないか念入りに確認して、
とバタバタするところ、
今回は1か月伸びたせいで日程に余裕があり、
実は15日や20日あたりで作業は全て完了しており、
「でも慣例だから」と25日まで放置していた。
としたら、普段より早い時間帯にポンと出てくる可能性が……
いや、そもそも俺は「普段の時間帯」を知らんけど。 ほら、前回みたいにさ、
漏れがありましたので一次選考通過作品を追記します
ていう流れがあるかもしれないじゃん? ここって道化さんみたいな乱造タイプをとことん一次で弾くイメージ ここの一次も狭き門か・・・・・
今回も見たことある名前が多い印象だな
俺の分まで頑張りやがれ、この勝ち組ワナビでも!w 題名だけでもインパクトあるのがいくつかあるな。
題名だけで読みたくさせるのもやっぱり才能なんだろうな。 ブラック・パレードってGA文庫大賞でも選考中っぽい? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています