プロ野球選手なら、二軍の底辺だって「野球だけで食っていく」ことはできるが、
小説家で「小説だけで食っていける」のはプロの中でも限られるから、
そういう意味ではプロ野球選手より厳しい、ともいえるけどね。

また別の見方をすると、

原稿用紙300枚に渡る一本のオリジナルストーリーを描け、
と言われても素人には絶対にできない。レベルの高低以前に「不可能」。
数枚の読書感想文を書くのに苦戦する人だって珍しくないのが、
一般のレベルなんだから。

が、ヘタな野球や弱い将棋なら、「誰でもできる」。

そういう意味では、プロ野球選手やプロ棋士以上に、
小説家(もちろんラノベ作家も)は、
「素人にはできないプロの技」を見せてるともいえる。