好みのタイプという言い方が誤解を招いたかな…
より、相性が重要であるということがいいたいだけなんだけどね
野球なら、成績がいい選手はいい選手だとはっきりしてるから基準が分かりやすいと思う
でも小説の場合は、どんなに売れてる作品であろうと面白いという人と面白くないという人が必ず出る
選考をしていても、この人は見る人が見たらきっと面白いかもしれない
だが自分には判別できない、分からないということがある

要するに、小説の場合、良し悪しの基準ががはっきり分からないから、自分で良さが理解出来てる人しか育ててあげるのが難しくないか? と思ってるわけ
スカウトが良いと言って上げてきたものをまるで理解できず、ドクソだと思ってしまうことがある
逆に自分には良さが見えてる作家がいるけど、そのスカウトにはドクソに見えてしまってるかもしれない

それはつまり、編集にはその作家の良さが理解できてないわけで見えていないわけ
見えていないのだから、その良さを引き出してあげることも、伸ばすことや育てることも出来ないんじゃない? って言うことが言いたかった