>>238
>「あの、ヴィルフリート兄様。ダンケルフェルガーの研究の代表者として出ていただいても良いですか? わたくし、アーレンスバッハとの共同研究に出なければならないのです」
>「いやいや、ちょっと待て。ダンケルフェルガーの共同研究も其方が主になって行ったものではないか。一位と三位ならば、一位を優先してそちらに出るか、両方出るかどちらかだ」
> ヴィルフリートに、妹の成果を奪うようで嫌だ、と言われ、わたしは護衛騎士であるレオノーレと一緒に仕方なく前に向かう。

表彰されるときにヴィルが代表者になるのをきっぱりと断っているからちゃんと妹の成果は妹のものだと理解していて自分の事のように褒めているだけだよ