エグアナに祠を連れ回されたとき、アナがエーレンの事はエーレンでなんとかしろってのは
王族にエーレンを配慮してもらうのでは無く、連れ出される自分を材料に自分で交渉しろという事ではないか?

アナエグが最も理解していなかったのは、マインがこの世界の女性では無いという事ではないか
この世界の女性の結婚相手は親が決める
嫌な相手でも親が決めれば従うのが当然で、エグも自分で決めたくないだけで、命じられれば嫁ぐつもりだった
特に貴族女性にとって婚姻とは、一族の利益となる相手に嫁いで、相手から利益を得るのが当然
上位者に命じられて、それでも婚姻を嫌がるのは、我儘を言う困った子供なのが貴族的常識
神々や王族を敵に回してもで自分の意思を貫くなど、普通の貴族女性にはあり得ない