お菓子職人のクルトは、月夜主人公にしては比較的まともと思っていたが、残念ながら立派なクズでした
貴族と平民との婚姻が禁じられているところを、超法規的に結婚させてくれって…
つまり、ほぼ全編通じて、そんな超法規措置の当てがない状態で二股かけてたのかよ

ティナが良いなら、さっさと貴族を捨てれば良かったんだ(ティナの両親を見るに平民同士なら亜人でも
問題ないのだろう)。で、エクラバの街でジェラートの屋台でも始めれば、あっという間に金持ちだ。
なのに、家を継ぐため妙な特訓に燃えるクルトは、ティナから見れば「お前を捨てる!!」と叫ばれてるような
モノじゃないか

ついでにこの無茶を通した場合
ファルノは行き遅れ直前まで振り回された挙げ句に獣人以下と放り出された傷物扱い
アルノルト家は寄親の娘を弄んだあげく「お前は獣人以下」と言い放って後足で砂をかけた家となって、
父と弟に巨大なとばっちり
ティナですら「別の意味でも女狐」と生涯後ろ指さされる未来しか見えない
あ、レナリール公が「婚約者が既にいるからと言ってたのは嘘で、私より狐が良いと」になるリスクもあった
いや〜、幸せいっぱいですな