まず最初に言っておきたいのは、この作品は「面白い」ということです。
ではなぜ星2なのかというと、ビジネス書として出版されているからですね。
これは他作者様より出版されている「ログ・ホライズン」などの内政系の小説と大差はありません。
細かいデティールをリアルに追及しているのですが、それが説明口調だったり、文章が硬かったり、台本のようだなと感じてしまった箇所はあります。
でも、ライトノベルとして読めば面白いんですよ。

……ここで上げることではないと思いますが、どうにも作者さんはライトノベルが嫌いなんじゃないかなぁと思いました。
その理由はTwitterと某所で連載しているエッセイです。
他のライトノベルと同じにしてほしくない、と馬鹿にしているような文面がちらほらありましてがっかりしたんです。
だって、私はライトノベルが好きです。
それだけにライトノベル風ビジネス書として発売された本作を楽しみにしていたのですが、お前の読む作品じゃねーよ、と頭を殴られたみたいで衝撃を受けました。

だからすみません。
ライトノベルとしては面白いのですが、どうしても☆2以外に入れられません。
他のライトノベルにも面白い所は絶対にあるので、馬鹿にしないであげてください。