> しかし、本妻は異母兄の補佐をする私が気に入らなかったようで、父の死後、私はあからさまに排斥され始めた。権力に群がる大人達は本妻の意見に賛同し、実の母親は当てにならず、身の危険を感じ始めた頃、異母兄が神殿に入ることを勧めてくれたのだ。

実の母親は当てにならず……