なんか最後までエーレンが魔王にとってのゲドゥルリーヒだと思ってる人もいるみたいだけど、明らかに違うよな

最終的に魔王のゲドゥルリーヒは地雷さんの存在そのもので、地雷さんの真横で地雷さんが大切に思う人や物を未来永劫自らの手で守りつつ研究を好きなだけ自由にやれることが最大の生き甲斐になったんだと思うけど


あくまでエーレンは切り捨てたりは出来ない場所
面倒のタネでしかなかった自分を、理由はあれど引き取り育ててくれた父上とサポートに徹しながら守ると約束した場所であり、父上が亡くなってからは振り回されつつも仲良くしてくれた兄上が居る土地
でも継母にすらなってくれなかった人に殺されかけて虐め抜かれた酷く苦い辛い思い出の土地でもある

だから出来るだけ守りたいけど、別にエーレンそのものがゲドゥルリーヒだった訳じゃないと思う
もしくは途中までは、愛を知らなかったせいでエーレンをゲドゥルリーヒだと思い込んでたけど
実は違ってて、大切なのは変わりないけど本当のゲドゥルリーヒではなかったと気がついたのかと