>>508

現代でも、臨戦態勢という建前にもかかわらず、当事者同士の間には大変ぬるい空気が漂っている紛争地域があります。
ロンベルト〜デーバスの領土紛争を初めて目の当たりにした主人公も、戦死者がほとんど出ない馴れ合いのようなものと感じたのでしょう。
冷戦期に職業軍人であった主人公にしてみれば、「これがオースの戦争の実態なのか」と、ほのぼのと感じていたところなのではないでしょうか。