>>130
#479
>「日常業務として考えるならば、シュバルツ達は大事であろう。だが、王族からの命を受けているオルタンシアには他にもしなければならないことがあったのだ」
>「ソランジュ先生からお借りした本にも記述がございましたから、ローゼマイン様もご存知でしょう? 上級司書の鍵がなければ開かない書庫があることを」
> 開かずの書庫を開けてグルトリスハイトやそれに繋がる手掛かりがないかどうかを調べるのがオルタンシアの仕事の一つだったらしい。
>「上級司書の部屋の登録をし直すのにも、鍵の管理者となるにも魔力が必要で、シュバルツ達に魔力供給をする余裕がなかったのです」
> 鍵を手に入れたら魔力供給をする予定だったらしい。