コブラ好き
幻の山があって
もしも山の存在に疑問を抱くと即座に山は雲散霧消し高所から落下して死ぬという
コブラは登山隊に加わるがつぎつぎ脱落者が出る
最後に残ったのは
コブラと牧師

牧師は実は密輸した麻薬を満載した飛行機が山頂に不時着したのをGPSで知って登頂している
だから山の実在を片時も疑わなかった

コブラはその密輸飛行機に乗り込んできたサイボーグ少女を救出に来た
少女は瀕死であったがコブラはその生存をどうしても信じたかった
ゆえに山の実在をもまた疑うことはなかったのだった

そして目撃者を消そうとする牧師をコブラが射殺し
麻薬を焼き捨て
サイボーグ少女と下山して終わり