文章の長さ云々ではなく、情報を伝えようと意思が全く感じられない。読んでてイライラする。
はっきり言っておくと、難解な漢字、日常的に使用頻度の低い語句、ノストラダムスの大予言みたいな、訳の分からない描写、
そういうものが出てくるひとは下手くそと見られる。
中身のなさを雰囲気でごまかそうとしているのが見え見えだからだ。

物語を読むとき、まずは冒頭を読む。読者はそこで作者の筆力をはかる。この物語を読むことに人生の大切な時間の一部を使って良いものかどうか、と。
例えば、著名な作家さんならば、信頼関係があるから、難解な言い回しや読みにくい文章で始まったとしても、
「それでも、面白くなってゆくんだろ? 」
と言う信用があるから読む。
けれども、なんの信用も実績もない素人は、まず「伝わる文章」をこころがけないといけない。
飲食店でいうなら、入り口を清潔にして、美味そうな写真で飾り、ちょっと食べてみようかな、と言う気持ちにさせないといけない。

その意思が感じられない文章は読んでもらえない。内容も、センスも、世界観もへったくれもない。

まず、そこ。読みやすく伝わる文章を考えよう。ぼかすことで逃げないで。