>>566

妖狐の宮、読みました。

自分としてはどんな文体も読み耽れば慣れるもので、
問題なのは慣れる前に飽きることだと思っています。
(あくまで個人の考えです)

そしてこの作品を読んでみてわりと早い段階で飽きがきてしまい、
そうなると話の内容よりも改善点を探すことに意識がいってしまうので、
最後まで一通り目は通したものの途中からほとんど理解していないことを前提にお伝えします、
ちょっと思い込みがあるかもしれませんが悪しからず。

・主人公は誰か
あんまり伝わってこないです。
概要から主人公はリキなのかと思いましたが
冒頭でいきなり『父のリキ』と来て、
それからしばらくは辺りの惨状の話で主人公へのスポットがこない。
でも確か子供が主人公だからリキの子が主人公で間違いはないだろうに
内容からはそれが伝わってこない。主人公不在とさえ感じる。

・原因は妖狐
最初から答えは出ていて謎がない。
読者だけではなく主人公含む誰もがわかっている。
ならば何か別の謎なり興味をひく題材を盛り込む必要があるのでは。

・地の文、描写に
〜のよう、〜か、がやけに多い。
言い切らない、ぼかすことに意味がないのであれば
少し意識して違う言い回しにしていくことをおすすめしたい。

ぱっと読んで思ったのはそのくらいです。