コメディってさ、冗談だと思えるからコメディになるのであって、シャレにならない冗談はドン引きするだけなんだよね
書籍化されて爆死した某回復術医師の話もそうだが、まずうわぁ…ってなっちゃう
作者にとって登場人物はコメディを演じさせるために存在する駒、役者なんだろうけど
見てる側は基本的にクローズアップされてる主人公の目から見た世界を一緒になって体験してる

作者からすれば自分が踊らせてるピエロを見て面白いと思うのだろうが
読者側は踊らされてるピエロの目からあざ笑ってる周囲を見させられてるんだよ
ここの違いを理解出来なきゃまともなコメディは書けないだろうな

一度、自分が主人公になったつもりでこの作品世界を追体験してみるといい
主人公と同じ体験をして、それで「自分」の事を笑えるかどうか、それを見てみるべき