走れメロス書籍化について
1940年6月15日

こんにちは。
作者の太宰治です。
この度は読者の皆様方のお陰で、新潮文庫より拙作の「走れメロス」が書籍化するに至りました。
書籍版では青年メロスの年齢など細かい変更点が複数ありますのでお楽しみください。
暴王ディオニュシオス1世のイラストもなかなか迫力があり、見ごたえがあるものとなっています。

巻末には書籍版特別書き下ろし小説「メロスが臆病でクズだった場合」を載せております。

また各店舗特典小説として
「親友人質に必死に村に帰ったら妹が不倫して婚約破棄されてた件」
「ディオニスがむちむちスケベボディのメンヘラ女だったので改心させてハーレム入りさせた件」
親友視点の「それでもメロスは帰ってくる」三本を執筆させていただきました。

第二巻が刊行できるよう、お力添えお願い致します。