>>597

ちゃんと勉強したわけじゃないから正解かわからんけど

文章って読んだ通りに読者がイメージするから、
その順番とか書き方をコントロールすることで読者のイメージを誘導するテクだと思う

(その感覚が映画のカメラワークに近いから文章のカメラワークみたいに呼ぶ人もいた気がする)

例として、大きい机のある部屋を描写するとする

このとき、基本のセオリーで描写するなら、大きいイメージから小さいイメージに縮めていく方が想像しやすいので、
「部屋の全体像→大きい机」と順番に書いていくんだけど、

大きい机が重要なアイテムでとにかく目立たせたい場合、
「大きい机→部屋の全体像」って書くことである程度強調することができるのよね

説明だけじゃ全然わからないと思うからプロの作品を読んで確認して欲しいけど、
要は描写のやり方や順番で読者の意識をあっちこっち狙って飛ばすことができるのよ(もちろん完璧じゃないけど)

長くなるから省略するけど、応用することでキング・クリムゾンしたりできるから、
いらない場面を丸々無くして必要な部分だけ書いたりするのにも使える

余談になるけど、こういうの意識しない方が上手く書ける場合もあるから
上で書いたことは話半分で聞いておいて(そもそも視点誘導の正解わかってないし)

…ってことだと思う。たぶん