>弓矢も静止目標なら300m先を狙うことは可能

とのことだが

アサルトライフルの(※)有効射程距離は
5.56mm口径のアサルトライフルなら 200〜400m 程度 (精密アサルトライフルのM16などは例外)
7.62mm口径のアサルトライフルなら 300〜500m 程度。

※:小銃や拳銃などの歩兵用の銃火器において、対歩兵戦における最低限の命中率が保てる最大距離のことを有効射程と言う
定義は『ホフク状態の歩兵 (もしくはそれに匹敵する断面積) に対してある程度命中させられる距離』


弓は風船を、銃は匍匐中の人間の頭部を狙うわけだから面積は同じくらい

上泉信綱伝の『訓閲集』(大江家兵法書を戦国風に改めた兵書)に、
「弓は90メートル以上の内に用いる武器だが、54メートル以上(55メートル以内)より先は
自分の技術が及ばないもの」としており、16世紀の弓の時点、
特に実戦=動き回る敵相手では、55メートルまでが狙って射るものと記述している。

実戦での有効射程はライフルが4倍〜10倍

そして連射力について、和佐大八郎が和弓で6秒に1本以上射た記録が残っている
これはロングボウでも同様に1分間に10本以上の記録がある

アサルトライフルはものにもよるが400〜900rpm程度、つまり最低でも一分間に400発以上撃てる

これらのことから、『攻撃面で弓はライフルと変わらない』というのは間違いで
実際には攻撃面でライフルが上であると考える