>>440 1602年のマウリッツの軍が将兵二万四千に対して三千の荷馬車を用意したとか、
二頭あるいは四頭立ての馬車一台の積載量が三百キロで、 駄馬に直接積載したら一頭あたり大体百キロちょいの積載量

>>449 2〜4頭の馬車1台の積載量が300キロってさすがにおかしくないか? 3トンの間違いか?

中世で3トンとなると・・・・・・
現代で重種馬といえるような品種はまだ作られていなかったころで、
サラブレッド種なんかもより小型で積載量が小さかったころ。

現代でのポニーサイズくらいしか数を用意できなかった時代ですからね。
一頭辺り100キロの駄載、200キロの牽引積載というのは二次大戦の日本陸軍の標準ですし、
日本書紀(700年ごろ)に記載のある馬の駄載が90キロくらいというのを考えると、まあ妥当です。

ただし、この日本陸軍の数字は、歩兵の進軍距離24キロに対して40キロ行ける程度、
つまり人間歩行速度の1.6倍くらいの「それなりに高速」な荷馬車の話で、
軍馬や乗用馬への選抜から外れてしまった、基本的に「大きくは無い」馬を基準にされています。

当然ながら、軍馬にできるような体格がよく、数を集められない馬とは別物です。