投稿者: 森永ピノ子
2019年 08月11日 01時41分 −−−− −−−−
気になる点
いまいちエッセイの主旨がわからない。
実質的には自費出版でも、エージェント(仲介業者)を介して出版している人も多いですし、自分でも理解していないような曖昧で大雑把な数字を並べても混乱させるだけでは?
一言
出版点数に関しても同じ。
1点あたりの売上高は急激に減少していますし、実情はボロボロ。
ろくに刷ってないのでまともに配本されず、公称発行部数や「某インチキ書籍ランキングデータベース」などで推定販売部数()とやらの水増しを行い、中抜きをしながら著者の年収などを調べ、

編集「打ち切りラインをチラつかせ、上位承認欲求丸出しのカモに電子書籍を自著買いさせましょう!」
社長「ッッッ、ビッグアイディア!!1!!1!!!!」

というのが今のラノベ業界の実態だと思いますが、その点についてどうお考えですか?(*´ω`*)
軽石
2019年 08月11日 03時29分
ご感想ありがとうございます

>いまいちエッセイの主旨がわからない。

エッセイの主旨はデータの裏付けのある現状の実態を提示することです。またそのことによって、なろう作品書籍化に関わる作者さんや関係者の皆さんに将来への準備につながる情報を提供することも意図しています。

世の中には「事前に知っていれば回避できる問題」もあると私は考えています。
また仮に回避できなかったとしても「知っていて回避できなかったのか」「そもそも知らなかったのか」「知ることが出来なかったのか」では大きく意味合いが異なると考えています。

なおここで言う「知っていれば回避できたかもしれない問題」というのは『某ネット小説大賞』受賞作者様が投稿されていらっしゃるエッセイに書いてあるような内容です。

>実質的には自費出版でも、エージェント(仲介業者)を介して出版している人も多いですし、自分でも理解していないような曖昧で大雑把な数字を並べても混乱させるだけでは?

自費出版であるかどうかを区別していないのは、おっしゃられている様な例を含め公式ページの記載だけでは明確に区別ができなかったからです。おそらくこの点についてはなろう運営様も把握していないことではないかと思います。

なおこれについては、自費出版がほぼ含まれないであろうと考えられる大手出版社・レーベル別の推移を出すことで商業出版の全体的な傾向を示していきたいと考えています。

>>一言について
今回はデータの裏付けのある情報を重視していますので、編集・社長さんの会話例の様ないわゆる『事情』的な部分には触れませんのであしからずです。

業界の現状については飽和傾向にあると思っています。ただ現状には良い面も悪い面もあると思うので、それらを知った上で作者さんは上手く出版というプラットフォームを利用していければよいのではないかと思います。