>>128
冒頭は作者視点で解説が入ってるけど、
こういうので受賞した作品あるのかね?
基本的に作者が顔出すのはNGな手法なので、コメディだから
OKというわけでもないと思うんだよね。

その後も、作者が入ってくるところがあるんだけど、
作者が楽しいだけで、読み手してはシラケる要素になるんだな。


シーン(1)
やっぱね、情景が書けてないのね。
どんな場所なのかわからないのよ。

魔王城最上階――王の間。と、玉座。
しか情報がないじゃん?
ベルゴラに角が生えてるのはわかるけど、それしか情報がないじゃん?
大きさ体格とか、剛毛とかさ、化物っぽいのか、人間風なのか。
マントかなんか着てたりする?
初登場のミトリも、全く描写がないでしょう?
コメディでも小説である以上は、描写がないとダメなんだよね。


阿比留愛衣(あびる めい)登場シーン(2)
「硬い床の上」しか情報がないので、やはり情景がわからない。

>目の前にいるのは、人外だった。外人ではない。
>片方は山羊みたいなツノを生やして、もう片方は女性っぽいが肌が紫色である。

初対面のキャラの外見描写もこれでは弱い。
あとはは、視点主が変わってるのと、作者が顔を出すとこがあるので
心理描写が弱くなり、アビルのキャラが立ってない。
(同時に魔王のキャラも立ってない)

それ以降のシーンも同じ感じだね。
小説というよりも、一つ一つの場面が書けてないレベルだな。
情景だけでなく、心理描写も足りてないので、すごくぶつ切れな感じが
するのね。

>>94 のほうが文章の技術的には進歩してるので
キャラが見ている風景や、その時のキャラの心理を丁寧に書いてくことかな。
書かなくてもわかるだろうではなくて、書いてないことは読者に伝わらないと
思ったほうがいいと思う。