>>143
絵がとても上手かったです。
つーか色彩の選び方?が只者ではありません。
売れるレベル、商用レベルのように思います。

文章ももう二桁も近づくくらい晒してるとあってこなれてきてるように思います。
んじゃ、12万字ブクマ9の原因を推測していきます。

〇タイトル(作品をそもそもクリックしてくれないポイント1)
タイトル産業廃棄物でございます。「あなたの命のいただきかた」の部分が。
読み進めれば意味は分かると主張されるかもしれませんが、ここは読者が入って来る玄関ののれんです。
意味不明なら最初の一歩から入ってくれません。

〇あらすじ(作品をそもそもクリックしてくれないポイント2)
もやっと読者が読み取れる内容はこうです。
「国を滅ぼされた王子の復讐物語なんだ……で? 売りな何? え? 売りは秘密? まだ秘密なの?
 ちょっと読み進める時間ねぇし、ま、いっかな……」
説明じゃなく売りを書きましょう。中途半端過ぎて説明不足で意味の分からない「魔法がつかえない」設定なんてどうでもいいです。

〇お話(作品をクリックしてくれた読者が立ち去らずに残ってブクマしてくれるかポイント)
>それから二年後、サムとともに山小屋で暮らすエルストは十七歳の誕生日を迎えていた。
私ならばこの辺で作者の力量を察してブラバですかね。

命からがら脱出して、その後の生活が平穏であるはずがない。
物語として一番美味しいところ。
むしろカニでいうカニみそ部分。
そこを飛ばしちゃうようではとてもとても……。

>「今日でエルストも旅に出る年齢だな」
国が亡ぶ異常事態に何呑気な事言ってるんですか。

話の組み立て、妄想力が足りてませんね。
貴方の妄想は浅い。
ここはもう文章推敲とかそういう領域ではないので、妄想力を高めるために、例えばこの王城のイメージに近い場所とか、
夏の富士山とかに行ってみてはどうでしょうか?
そして実際の風景を見て風を感じて臭いをかいで、その中でストーリーを組み立ててはどうでしょうか?