例えば、「主人公が何もいい所がないまま敵にボコボコにやられる」という展開があったとする
そんなもん当然読者からしたら見たくないだろう
けれど「作者は本当にこんな展開が見たいと思うのか?」と聞かれると、その答えはYESとなる
何故なら、作者は物語の続きを全部知ってるから
「その展開のせいでで主人公は挫折するんだけど、そこからまた立ち上がって最後には敵を倒す。そのシーンは凄く爽快感があって楽しい」という事を既に全部知ってて
後で成功する事が必ず分かってる上での失敗なんて対した欝展開だと思わなくなるから

作者というものは一人だけ、話の続きを全部知ってるし既に何時間も何十時間もその物語に付き合ってる
そんな状態で自分が読者だったらなんて事に思いを馳せるのは完全に想像の世界でしかない訳で
自分が読者だったら〜なんて言葉で言うのは簡単だけど実際にやるのは凄く難しいよなぁと思う
なんかグチグチ言ってごめん