本スレ31へ

まず自分もプロ作家でも編集者でも何でもないので、スレの主旨に従いただ感想を述べているだけで
その先の答えまでは考えてないし作家が考えるべきだと思う、ということは申し上げておきます
その上で一応質問には答えられる範囲で答えます

■死神設定
カットするならすればいいですけど、これぐらいの切迫感があったほうがいいのはいいです

■啓蒙の到達点
その通り、クリア条件を示すということです
現状でいえば死神のシーンで、「死ぬまでにヒロインを●●な状態にしなければならないんだ!」
これを台詞でも地の文でもいいから明示した方がいいということ
簡単に言えば「啓蒙=教える」だとして、現状は主人公が「ヒロインに教えなければいけないんだ!」とは示すだけで
読者からすると「えっ何を?」となったままストーリーが進行しちゃってますよ、ということです
ただし、どの程度明確なクリア条件にするかは作者さんのセンスだったりストーリーの流れなんで
この時点で具体的には分からなくてもOK
序盤の時点では「自分の身は自分で守れるように」という曖昧なものでよく
具体的には後で考えるということでも、それでストーリーが面白くなるなら問題ないです
実際に行動に移す段階ではその結果どうなって欲しいのか考えてないとダメだと思いますけどね

ちなみに、その先に「別の庇護者をあてがう」という思考があってもダメではないです
一介の高校生が方法論において迷いながら行動するのは普通のことなので
ただそれならそれで、どうしたらいいか迷っているとか、時間がないから複数の方法論を同時進行させるんだ、
という主人公の自覚なり迷いなりが明示されていないと話がどこに向かっているのかわからなくなる
そういうことです

(続きます)