>>460
理由1:気候風土がクソ
 寒冷で、しかも曇りが多く、しかも土地の大部分が泥炭を含んだ湿地帯なのでマトモな野菜が育てられない。
 だもんで、輸送手段が発達するまで野菜はほとんどなかった。
 入ってくる野菜に関しても輸送手段の問題で塩漬けか半分腐ってるようなのばっかりだった。
 なので、ひたすら煮て食えるようにした。


理由2:歴史がクソ
 ノルマンコンクエストの結果、イギリスの上流階級は征服者であるフランス人が占めていたのだが、
 このときに「イギリスの上流階級が食べる料理はフランス由来」という時代が出来てしまった。

 が、後の世で100年戦争が起きると、イギリスでは「フランスのバタ臭い料理が食えるか!」 と、
 フランス由来の美味しいもののレシピを片っ端から破棄してしまった。

 結果、美味しいもののレシピが全然残らなかった。


理由3:上流階級気取り文化がクソ
 産業革命なんかが起きる時代になると、無理してでも金持ちを装うのがカッコイイという文化が出来てくる。
 なので必要なくても召使を雇って家事をやらせるというのが流行るようになる。
 その結果、安い賃金で雇えるロクに学の無い貧困層出身の家政婦モドキが大量発生。
 煮る以外の料理法なんて知らない彼らは、あらゆる食材をひたすら煮込みまくった。
 そして、いつしかそれが英国スタンダードになってしまった。