>>920
情報の出し方がむちゃくちゃです
読者に謎解きを強いる文章ではブラバされますよー

たとえば1話の冒頭
読者が書かれてる情報を追うと、以下のような混乱と失望に襲われることになります。


『氷の槍で貫かれる寸前の俺を、シノが綺麗だと感嘆した。
 そこで”水色の髪の整った人物”という容姿の説明が入る。
 が、俺かシノ、どちらの容姿なのかは分からない。
 ただ、その整った人物は殺意に満ちた瞳をしているらしい。
 現在シノは「綺麗だ」と感嘆している。
 つまり感傷にひたっているので、殺意に満ちた感情からは離れているはず。
 ならば、殺される寸前の主人公か?
 まあ、俺という語り部視点なのだから、語り部から見たシノの容姿のはずだし……
 シノということで読み進めてみるか。
 で、そこで主人公が”殺してはいけないやつかも”と考えた、だって!?
 しかも、その一瞬のすきを突かれて返り討ちにあったって!?
 いやいや、いま現在進行系でアンタは氷の槍で殺される寸前だったじゃん……。
 なんでシノと逆の立場になって……。
 ――あれ? もしかして、これ何か、時系列が入れ替わってるゥ〜!?
 そして突かれて倒れました、と……。
 …………ブラバしよ』

物語を読んでもらうためにも、面白さの底上げをするためにも
まずは読者と意思疎通(コミュニケーション)するところから始めてみてはどうでしょう?