名前:レオハルト・ダイアハート
二つ名:《放浪の白》
魔力:B—《将軍級》
筋力:B《将軍級》
 放浪の剣士。あまり表舞台を騒がせることはないが、隠れて力を蓄えている悪党を狙い討つことが多い。
 素質のある者を見つけては、剣を教えることも多い。
 名を名乗らないため、 その武功とは反して知名度は低い。
 
 白い長い髪が特徴的で、目は翡翠と紅のオッドアイ。あまりに美しい美貌より、女剣士と見紛われることがある。
 異なる魔眼は悪魔の呪いによるもので、翡翠の目は世界の魔力の流れを読み取る力を持ち、赤の目はあらゆる呪いを跳ね除けることができる。
 しかし、魔眼の代償により身体が弱く、三十まで生きられない。

 全属性に魔法適性のある十億人に一人の「虹色」の特性を持つが、本人は魔法に興味はなく、牽制程度の小細工としか認識してない。
 だがそれでも、生半可な魔術師ならば魔法だけで完封できる実力者。
 一流の戦略家でもあり、為政者としても素質もある。必要に応じて貴族の食客となることもある。

 本人の性質は温厚で天邪鬼、くだらない嘘を吐くなど、子供らしい一面を見せることもある。
 だがときに、二重人格を思わせるほど冷酷な手を取ることもある。
 他人の嘘を必ず見破ることができる。これは祝福(ギフト)でも異技能(スキル)でもなく、完全なるただの洞察眼によるものである。

 翡翠の目は世界の魔力の流れを読むため、世界の今後の命運を占うことができる。
 本人の聡明さと合わさり、その能力はほとんど未來予知に近い。
 穢れを招く大悪党の台頭を予知しては、それを潰して回るのが彼の目的。
 しかし時に彼の言動は、常人には狂人のそれとも疑われる。