【永遠の陵墓グーズス】
成立:創世歴8100年頃
特産品:リンゴ、芋、魔法道具

 人魔大戦前にナロウガルドへ訪れた魔王の一体、虚ろのレイラスが人の国グーズス王国を滅ぼし、拠点とした位置に当たる。
 レイラスは肉体を塵化させ骨だけにして、自分に仕えさせる魔法を扱えた。
 それによって部下を増やし続け、短期間で滅ぼしたのだ。
 レイラスは討たれたが、今なおグーズスには塵化の瘴気が飛び交う。
 もしも魔法適性を持つ者(魔力D以上)以外のものがこの地へと踏み込めば、肉を失い、スケルトンと化す。
 今やこの地に住まうのは魔物達を除けば、表舞台を追われた犯罪魔術師程度である。


【《永遠の陵墓グーズス》の人物】
名前:レイラス
二つ名:《骨の魔王》、《虚ろのレイラス》、《死者の行列》
魔力:A+《英雄級》
筋力:B+《将軍級》

 没年、創世歴8400年。
 古代の神に作られた魔族の王。
 範囲内のものすべての肉体を散らす古代魔法、『ネクロフィールド』の使い手。
 ただし、至近距離から放っても、魔力C+以上の相手には完全に作用しない。
 その他、骨を組み合わせて巨大な骨の王を作りだして『虚ろの王』として使役することもできた。
 人の戦士に討たれたが、現在も自身の骨を操つり、生きながらえているとの噂もある。