>「ふぅむ」とアウブ・クラッセンブルクが唸るような声を出した。
>「エーレンフェストの職人には難しくとも、クラッセンブルクの職人には可能かもしれません」

> アウブ・クラッセンブルクの背後にいる文官がアウブにそう声をかける。

>「カトルカールのレシピを売りだしたように、ポンプの設計図を売るのならば、受け入れてもらえるであろうか?」

> 養父様が考え込むように腕を組む後ろでハルトムートが「難しいかもしれません」と言いながらわたしに視線を向ける。


アウブ・クラッセンは唸ってるだけ、アウブ・エーレンは考え込むふりをするだけ
交渉は文官がする
これこそが、アウブの社交なのだ!w