>>883
パンは食べていたぞ?
中世フランスの都市では、パンの値段や重さ・品質は厳重に監査されていたそうな。
庶民の食い物の恨みは超怖いから、何はともあれ主食であるパンだけは常に一定の
値段と品質をキープするように管理していた。

同じフランスでも、ブルゴーニュ地方とかは小麦がろくにとれないから蕎麦を育てて
ガレットにして食べていたし、パンよりも簡単で安上がりな麦粥を主食にしたりとか、
保存がきくパスタを奨励していた地域もある。

ドイツとかポーランドとかロシアは、寒さに強いライ麦中心だから、彼らにとって
故郷の味は黒パンらしい。