>>988
日本と韓国は、昔からアニメの共同制作してた
日本の技術協力の一貫と、日本のアニメ界の内部事情による

㐧一動画が、『黄金バット』で始めて外注。スタッフを派遣して指導しながら仕上げをしてた
『妖怪人間』でもその体制が踏襲された。

第一動画は広告代理店の第一企画のアニメ部門。
東映動画とTCJ出身者からなってた。
(第一企画は旭通信社と合併。株式会社アサツー ディ・ケイと名前を変える。
事実上の吸収合併)

1973年には、東映動画が韓国への外注を始めてる。
これは当時の東映動画が3億円の累積赤字解消のために大規模リストラを行っていたからで
労働争議の末にロックアウトまで行われた為。
結果、320名の従業員のうち5カ月間に約120名が退職。
東映動画は存続した(現在の東映アニメーション)
※当時の東映の四大赤字が、東映フライヤーズ、東京タワー交通、ボウリング部門、東映動画)

韓国に外注したのは、当時韓国では日本語が普通に通じたことと、朝鮮戦争後の復興協力、経済支援の一貫。
賃金が日本より安かったこと。
第一動画が教えた技術が定着していたこと。等が理由。

東映動画はアニメに関わる全ての職種を総合的に抱えていたので、
アニメ産業の技術者養成機関的な一面があった。
その為、当時の殆どのアニメ制作会社は東映出身者が多く、顔見知りだった。
第一企画が開いた韓国へのアニメの外注は、東映動画人脈を通じて当時のアニメ業界全体に拡がっていった