>>726

■所感。

失礼ながら直感を正直にいうと「どれもないかなぁ」って感じです。
どれもフワっとした詩的なタイトルで、しかも同じものを並べられても選びようがないといいますか……。
甲乙つけ難いといいますが、それは甲と乙が別のものだかか成立するわけで、甲甲だとどれも同じではないかってなってしまいます。

それでも無理やりマシなものを選ぶとしたら、
『人生のエンドロール』
になるでしょうか?

理由は単純で「何を言ってるのか分かるから」です。
あと、他は小説のタイトルではなく詩(ポエム)の題名って感じです。

おそらく作者さんは「雰囲気」を重視したタイトルづくりをされたのだと思うのですが。
もしそうであるならば雰囲気は出ていません。
ふわっとしてるだけです。

雰囲気を作るのは演出とセンスの2つが必要不可欠です。
ちなみに演出とはテクニックですから、魅せるためには趣向を凝らさねばなりません。

今回のタイトルたちには演出もセンスも発揮されていないと思います。
せっかく雰囲気を大切にされた小説ですし、あらすじの完成度もあがっているのですから、もう少し上を目指したタイトルを作って欲しいなって思います。


■本の表紙を飾れるタイトルを。

タイトルは作者の思想や嗜好によってつけられるので、あまり具体的な提案はしたくないのですが……。
(人それぞれセンスも考え方も違うので、下手に提案して作者の持ち味を殺してしまうこともあるので)

それでも今回はちょっと口出ししますと、
「本の表紙にあるようなタイトル」
を意識して作って欲しいです。

もっといえば「本の表紙にしたら映える」タイトルをイメージして練って欲しいです。