>>156
とりあえず冒頭の間の抜けたやり取りでこそっと笑わせられてしまい、興味が最後まで持続しました
もしかしたら他作品でどこかの賞の高次まで行った経験があるのではないでしょうか
酷い誤字脱字を直しつつ推敲して煮詰めていけば、その作品でも高次を狙えるのではないかと思います
もちろん無責任な予想ですが、それだけの巧さを感じました
また、おそらくテレビ局の仕事をきちんと取材をされているであろう部分にも好感が持てます

残念に思った箇所がいくつか
・冒頭の風景から、敵対した相手がテレビ出演に釣られて付き合っているのだろうと思っていたらただの役者だった
・主人公がエリート設定でヒロインがプライドをへし折ってやると言っているのだから、もっと主人公を酷い目に遭わせて笑わせてほしかった
・男性キャラが目立たず誰が誰だかわかりにくいので、もっと特徴を持たせてキチガイにしてほしかった
・情景描写が少な過ぎて背景が想像しにくかった

以上の部分が残念でしたが、非常に楽しく読むことができました