>>307
武士の視点で書くよりも、若い絵師の視点で書いたほうがよかったのではないでしょうか
視点人物、つまり主人公である武士は、どちらかと言えば静観する立場です
師匠のことを考えて宴は開きましたが、ぶっちゃけいてもいなくてもいいキャラです
若い絵師を主人公にして、師匠の言葉からなにを思ったのか、そんな物語であればラストのオチも効果的だったのではないかと
 
文章についてですが

>「こ、これはなんとしたことか、絵が、絵の兎が動いたぞ!」
>若き絵師は武士に頷いてみせる。

武士の会話文の直後、若い絵師の描写になっていますよね
できれば武士が驚いた描写を挟み、若い絵師の描写に繋げるとスムーズかと
こういう描写を省いたところが何ヵ所かありました
それがダメというわけではありませんが、ちょっと読みにくさを感じました
それ以外、文章はうまうほうだと思います
ただこれはラノベとは違いますよね
作者さんがラノベに固執するのであれば、作風をがらりと変える必要があるかと