>>319
ボロクソに評価していいという事なのでその通りに書かせて貰う
自分の感想としては、書いてある事がとにかく分かり辛かった

 第1に背景が分かり辛い
この話は主人公と姫乃の関係性を中心に話が進んでる(と思う)んだけど
主人公と姫乃は最初から旧知の仲という設定で、そして読者は主人公と姫乃の関係性を高校入学時点からしか把握出来ない
だから2人の間にある距離感とかが見てて全然分からない
そして、こっちは何も分からないまま劇中のキャラだけが盛り上がっていく。苦痛

 第2に情緒が分かり辛い
小説ってのはパントマイムみたいなもので
キャラクターが目の前の物事に過剰に驚いたり感動したりしてくれるから、それで初めて読者がそこにあるものを想像出来るようになる
けれど、この話のキャラは淡白でなんか全体的に反応薄いから
みんな何考えてるのか分からないし、劇中で何が起こってるのかとかも見てて頭に入ってこない

 第3に文章が分かり辛い
・一文の中身が薄い
・特に意味もなく遠まわしな表現をする
・どうでもいいシーンは長いのに場面転換は唐突だったりする
・地の文の中で情景の描写と主人公の思考が脈絡なく入り乱れる
そんな感じの事が色々入り乱れてて、文章が普通に読みにくい

この「背景が分かり辛い」「情緒が分かり辛い」「文章が分かり辛い」の三重苦が重なって滅茶苦茶読みづらい
途中まで頑張って読んでたけど、もう何書いてんのかわかんねーって感じになってギブアップした
評価基準の所が色々あるけど、大体は「そもそもキャラが何考えてるのか分からない」「そもそも展開が頭に入ってこない」という感じの答えになる
自分はあんまり読解力が高くないので、もっと小説読むのに慣れてる人が読んだら普通に理解出来るのかもしれないとは思った