冒頭のキャラ紹介の羅列はついて行けなかった。
そっからは野球知識があるから途中まで読めました。最後まで読めなくはない。

時代考証は知識問題だからしかたないし、主人公がすぐに気づかなくてもいいと思うけど、
70年前の投手はボールをグラブに隠さず投げるくらいフォームに関心なかったし
昨日完投しても明日も完投するのが普通だったり
野球について書かれた本だって戦術書や指導書さえないはずだがら、
その面ではもっとアホっぽい要素を改善したりできなかったり入れられるはずだけど、まあしゃーない。
ギャンブルスタートを「博打はいけません」で断じるところ面白かった。
だだ時代的にはセイバーだけじゃなくて基礎的な野球指導でも通じる要素が多くあったはずなんだ。
時代考証や野球の発展が途上の国だと宗教とか未発達の技術論とか当時の指導法とか
学校の教科書に載ってないし、昔の野球リアリティを追求するなら下手な戦記物より要求レベル高いと思う
「やる夫と学ぶ野村克也」をオススメしとく。
知識マウントするのなら昔の昭和日本より、現代に存在するアメリカ占領下の架空発展途上国のほうが都合良さそう
なんなら超能力野球物に振り切ってもいい。
魂を込めた火の玉ストレートがホントに燃えて焦げ臭かったとか、昭和や異国ならありなんじゃないか。

キャラクターは無理に名前と個性付けて出さなくてもいいかもしれない。
どの子にも注目しなきゃいけないし、常に何人か出てる状態だから、誰がガヤで誰がメインの話かわかりにくい
ヒロイン一人決めて、全シーン常にその子と居たほうが誰と誰の話かわかりやすいんじゃないか。