>>546
第一印象は、「愚痴が多くて鬱陶しい。てかウザい」
いきなり他人の愚痴を聞かされて愉快になる人はあんまりいない
「ほーら、僕が可哀想になってきたでしょう?」とか言われても腹が立つだけ
やれやれ系主人公にしたかったのかもだけど、そもそもそういう系統は好みが分かれるから難しいよ

「使い道が思いつかなくて封印してた」ってのは、神の人間臭さを示す表現として面白いと思った
でもその後、封印を解けっつって渡したのがやすりって時点で?とならざるを得なかった
前者は人間臭いのに、後者は人間には理解できない存在。矛盾してる

神の台詞がやたらと古臭いのは……自分としてはニュアンスは分かるから別にいいんだけど、ラノベ向きかというとね
読みやすくない、って時点でマイナスになるんじゃないかな

最後まで読んだ感想としては、「意味不明」
神の行為も意味が分からないし、主人公がグチグチ言いながら反抗しない理由も分からないし、最後の「私」の正体も分からない
そもそもとして、主題は何だったの? 何を伝えたかったか、まったく見えてこないよ?

何と言うか、技術自慢に陥ってるように感じられた
情景を文章から思い浮かべられるってのは大切なんだけど、それに拘り過ぎて本筋を見失ってる
読者はストーリーを読みに来るのであって、それがきちんと伝わるんなら平易な文章でも構わない
更に言うなら、小難しい言葉を使わない平易な文章でも上手い人は上手い。「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」とかね

書くのはいいけど、その前に色々体験して引き出しを増やす事を勧める