>>969

好きになさっていいんですよ旨、伝えてもまだ絡みたいんですか。「そうか、ありがとう」くらいで済ましたらどうでしょうか。
仕方ない、最後に推敲の仕方の例だけサンプル的に申し上げてみましょう。
まず、一文ごとに改行し、番号を振り、各文の機能を考えます(ここで書き込みされる方の大半は、この程度は脳内でやれる)。

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01> 騒音が充満するカラオケルームから出て防音扉を閉めるとほっとする。
→場所の確定。カラオケ店。視点主=地の文の語り手、主人公はまだ正体不明。

02> 口実みたいにドリンクバーに齧りついて、フロント付近の手頃なソファに腰を下ろした。
→カラオケ店フロント付近へ移動。視点主、主人公はまだ不明。

03> 飲み物を制服にこぼさないように氷をコップの中でくるくる回してみたりして。
→主人公の動作、付して何らかの制服姿と描写。未だ視点主、主人公不明。

04> 「ヒナタさんも休憩?」
→誰かの台詞。次の05途中まで話者不明(04時点では主人公の可能性もあり)。

05> そうやってあと数分くらい無心でぼうっとしてようと思った矢先、一緒のルームの同世代くらいの男子が私を見つけて近寄ってくる。
→「男子」がシーンに出現。「私」で一人称主人公と確定。両者、同世代だが年齢不詳。
 →「男子」といえば「学生」となるわけでない点、注意が必要。
→04の話者が「男子」で、「ヒナタ」が一人称主人公とも判明。
(ご参考:台詞主は台詞の直前・直後の動作主がイメージされやすい。)
(    上記なら、近寄って来る→ぼうっとしようと思ってた、の順ならスムーズになりやすい。)

06> 見定めた女を狩りに来たとでも言わんばかりの視線が露骨。
→「男子」の態度から、その意図の推測。ただし曖昧。
 →男子の狩りたい女は一人称主人公「ヒナタ」か?
 →それともカラオケルーム内の誰かか?
→ここで「ヒナタ」(かつ女子高生)と示したいなら、「私を『ヤラせてくれる女子高生』と見定めたと言わんばかり〜」等があり得る。

07> 相手グループの中でひとり無口で無愛想だったやつだ。
→カラオケルームには2グループいるという情報出し。
→「男子」が特異だった、もしくは「ヒナタ」が注意を引かれた。

08> だったくせに、妙に馴れ馴れしい態度でソファに座る私を見下ろす位置で足を止めた。
→「男子」の態度がルーム内のとは違う。「男子」の何らかの思惑を暗示。

09> 「ちょっとしんどくなってきちゃった」
→04に対する「ヒナタ」の応答。間が空いたため、分かりにくく、会話がギクシャクしてしまっている。

10> 「だよな。俺、結構ヒナタさんと価値観合うかも。
→「男子」の台詞。ヒナタに共感を求めている。
 →作者は男子がヒナタに言い寄ったつもりらしいが、男子同士で共通の女性に注目した可能性等があり、曖昧。

11> どいつもこいつもマヌケな面してさ。
→おそらく「ヒナタ」以外を貶すことにより、「ヒナタ」を持ち上げる意図。

12>鏡見てから口説けっつーの」
→同上
(文章量オーバーにつき、分けます)