【ワッチョイあり】自衛隊がファンタジー世界に召喚されました 第4章
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ハイテク兵器 vs 剣と魔法。
内容はガイドラインを参照。
・sage厳守。
・書きこむ前にリロードを。マナーとして。
・SS作者は投下前と投下後に開始・終了宣言を。分断防止のため。
・SS投下中の発言は控えてください。
・支援は50レスに1回。
・嵐、煽り、気に食わないコテは徹底放置。自然現象として脳内あぼーんしましょう。
・荒らしに反応する者も他者にとっては荒らしと同罪。
・専ブラ使用者はNG登録を積極的に活用する事。
・品性に欠けるレスはなるべく付けませんよう。
・気に食わないレスを、気に食わないコテハンまたは気に食わない人間のものと根拠無く認定するなかれ。
ループ禁止。対策としての『萌え』などには書き手も読み手も極端な反応をしないこと。
そんなことより海産物の話でもしよーぜ。
・以上を守らないものはぬるぽと見做し、鉄槌制裁( ・∀・)つ=■彡☆))`Д´)されます。
保存庫
ttp://www26.atwiki.jp/jfsdf/
ttp://pixus.iinaa.net/jfs.htm
分家
ttp://jbbs.livedoor.jp/movie/4152/fjieitai.html 👀
前スレ
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1514879756/
VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0d11aca5c3e7934062b6d1e25bb7a9d7) >>631
技術と思想と社会的な環境が丁度そのぐらいで飛ぶと丁度良い感じになるってだけー 新暦○年、1月22日、快晴だけれど吐く息が白くなる肌寒い季節の平原に、白煙を出しながら一直線に突き進む多数の装甲車両の一団があった。
彼らはある使命と決意を帯びて孤立する友軍を救援するためにひたすら走っていた。
その集団の車両のハッチから陸上自衛隊第16混成旅団、旅団長草加陸将が感慨深そうに周りを見渡す。
他2個支援大隊を引き連れ、少数で未だに勇猛果敢に粘り続けるフランス陸軍第23、54歩兵大隊を救援せよという大役に陸将は士気と不安が漲ってくる。
言葉では言い表せない感情だった。
上空にはミラージュ戦闘機が飛び回り、飛び去ったと思ったところで爆音が轟き遠くから土煙が上がる。
ミラージュは彼らの行く手を阻もうとする敵集団に攻撃を加え支援しているのだ。
旅団長は司令所からの情報と航空部隊から送られる情報を聞き分け状況を把握する。
まもなく敵と接敵する。
彼は迷わず特科大隊に指示し彼らは砲撃体制に入る。
そして合図とともに自走砲は爆音と煙を出しながら榴弾を発射する。
こうして自衛隊として最初で最後の地上戦が始まる。 鉄血海峡の更新いつごろだろうか?
明日かなあさってかな?
早く続き読みたい。 にしなの後出し鉄血海峡はもう決着ついたな。
感想でウダウダ言うくらいならてめえで書けと言われて書いたにしては、キレイにまとまって何より。
まあ先手の鉄血海峡もほぼ同じような展開になるだろうけれど、どこまで書き手の違いが出るか楽しみ。
にしなが自分のパクリだって言い出さないか心配だわ・・・ にしなの作風っていつも敵に親殺されたのかってくらい
執拗なまでにマウントを取ってこき下ろすから好きじゃないんだよな IFについては久帝側の切れるカードが制限されているから順当に逝けばそうなるよねにしかにならいという。
あとIFでやるなら空港に政府専用機+F-15が護衛できていたらとかもありだとはおもう。
護衛だろうから対艦ミサイルは存在出来ないんだけどね。
あと対地向けの爆弾も
最大で中距離4 短距離2 ドロップタンク3ぐらいかな? >>641
あの世界でまだ政府専用機を使った外交は危険すぎる。
それにしても
アルなんたら王国からムーの空港までの1万数千キロの間に空港は新たに開設してないんだろうか?
仮に空港あれば、IFのシーンで余裕で派遣できただろうが >>642
所詮IFだし。
この場合の流れはF-15の部隊が直衛で政府専用機を護衛して離脱(必要なら各国の偉い人も収容しつつ)向かってくる戦闘機を迎撃するって流れになりそうだけどね。
ミ帝とかにあたえる影響はでかいだろうなぁ にしなif、思ったより楽しめたけど、フォーク海峡海戦終了後の原作乖離ストーリーこそが見たかったのに、
たった数行のダイジェストでグ帝終了のお知らせ。
いや、その部分こそ話を膨らませなきゃダメだろぉ!
その尻つぼみな終わり方だけは不満
第一章は、これで完結ですって書いてるから、あれだけで話を終わらせないで第二章でちゃんと風呂敷広げてほしいなあ 風呂敷広げ過ぎたり、無理な展開が多い二次が多い中
かなり綺麗にまとまってはいたけどもうちょっとボリューム欲しかったのはあるな
特にグレアトに乗ってた捕虜の乗組員を日本の収容所に連れ帰ると途中で日本の都市群などを見て発展ぶりに度肝を抜くシーンとか見たかった 肝心なこと忘れてたが
F世界で一番驚くこと
行政の長が外交に出向くことだよな。
王国や帝国だと宰相や下手したら王か皇帝が出向くということだよな。
日本との外交の付き合い方マニュアルなど世界中で配布されそうだw
そうしたら、記者会見のやり方、マナー、誰が出向くことが多いのか、アポイントメントのやり方など
根本的な外交の違いで驚くだろうなw ttps://twitter.com/kingzory/status/1020642634954506240?s=19
島戦争が書籍化したら満足しそう そこまで召喚の文酷いか?厳しく見ても真ん中〜中の下、位だと思うんだがなぁ
さすがに例のキンキン!チャンバラと同程度は言いすぎだろ ttps://twitter.com/kingzory/status/1020009622831128576?s=19
二次創作は味付け濃厚だからね… 書籍版読むとええぞ
召喚に足りない要素が全部補われてる 文章を上手く書くのって難しいよね・・・
ところで私も書き溜めてるF自ものをここに投下していいですか?
この文章はこうした方がいいよとか、この日本語はおかしくないかとか、そういったアドバイスをお願いしたいです
投下時刻は23日の0時頃にも >>648
初期は作者自身が駄文と言ってるけどパ皇編を境に普通になってきてるからね
単純に重度の文章厨とアンチが騒いでるだけ >>650
日本政府の失態がうまく処理されてるなら読もうかな >>651の者だが急用が入ったので投稿は先延ばしになるかも
まさか日曜に用事ができるとは思わなかった
投下時刻は24日の0時に変更します 鉄血海峡は、ムーに対しての評価落ちたな。
といっても、F世界の価値観は誰が何の結果を出したかが非常に重要で
ネットワーク通してチーム戦の概念がないから難しいか つっても鉄血も相当オリ設定入ってるしなぁ…
某合衆国程ではないけど(あの作品グ帝がイージスシステム保有とか頭沸いた惨状だし) にしながあっさりなら、無虚無虚はこってりだな。
人によって好みは分かれるだろうが、良し悪しには関係ない。
しかしなぜ対艦攻撃をゴルフで例えるのかフラグストンw
次回はグレアト無双かな。 なろうのにしな作はあれでも上位10%レベルのブックマーク数だからな
カテゴリが全くの守備範囲外で興味沸かんが
俺の小説にブックマーク分けろよ にしなが「ぼくのしっているかっこいい自衛隊」を描いているのに対して
他の作品は「ぼくのかんがえたかっこいい敵やキャラクター」を「自衛隊よりもたくさん」描きたがっているからな。
そりゃ、にしなの作品の方が面白いし、なにより読んでいて気持ちいいよ。 ttps://twitter.com/souiti0904/status/1021009819187130373?s=19
それが難しいんですよ… >>662
分かるわソレ、なんかどの作品も二次とは言え
まんま中身アメリカの自衛隊とかレールガン付きの戦艦とか
現実離れした描写が多すぎてここまで改変するなら旭日の西漸みたいに
オリ作品にして独自路線に突っ走りゃあいいのにって毎回思うわ >>665
多陣営魔改造とか多重クロスとか無しで、原作とは違うif展開を見せてくれる二次が見たいって書いたら、
オリでやったほうが楽じゃんってレスをつけてくる人もいるのよ…… ハメとかは基本神様チートだけだしね。
下手するとピクシブのほうがそれ系あるぞといいたくなるしなぁ
ファンアート系を探すんならピクシブのほうが傾向としてはむいているぞ 「The Islands War」が書籍化決定した夢を見た…
その一報を聞いた夢の中の自分の反応は「あぁ、そう…」だった
たぶん本当に書籍化された時の反応もこんな感じだろうなと思う 一方分家のヨークタウン氏は自作の書籍化希望の声に困惑していた
でもあのボリュームじゃそのうちどこかの出版社が目を付けそう
継続は力なり、ってやつだよなあ 明日は日本国召喚コミック2話更新。
戦闘シーンと単行本発売までは伸びないだろうなぁ… >>651の者ですが、十分後にも自作の駄文を投稿しようと思います
>>609の続きです。文章や軍事考証などに問題があれば、指摘して下さると嬉しいです
――潮風。
色とりどりの熱帯魚とサンゴ礁、そして呆れるばかりに広がる純白の砂浜が、ただただ眩しい。
海を渡る爽風は澄み切っていて、一面に繁る芝生の隙間を埋めるようにして聳り立つ椰子の木を、涼しげに揺らしていた。
どこからかやって来たカモメが、私の頭上を悠々と旋回している。ガアガアと鳴くその姿は、『前世界』の海水浴場で見られた光景とまるで変わるところがない。
その下。夢幻的なまでに透き通った浜辺では、サンオイルを塗りたくった米兵たちが、身体を横たえて素肌を小麦色に焼き、あるいは戯れに仲間を砂に埋め、各々、束の間の休憩時間を謳歌している。
ここは海と浜辺と海鳥が支配する、常夏の処女地。海は蒼く、空は高い。
先日、日本列島と太平洋諸島諸国が丸ごと『転移』したとき、いの一番に発見された場所がここだった。
場所、と呼んでいるのは、依然、ここが孤島なのか半島なのか大陸の一端なのかが不明だからだ。
松こそ無いが、白砂青松とはまさにこの事だろう。ある米兵は「マイアミビーチのようだ」と言うし、また別の米兵は「違う。ここはワイキキビーチだ」と言う。
私は私で、その昔に観光で訪れたティレニア海の絶景を思い出している。
「まるで『イル・ポスティーノ』みたい……」
マイケル・ラドフォード監督の名作映画。ゆったりと波打つ磯辺を背にして、風の吹くまま気の向くままに自転車を漕ぐマッシモ・トロイージの名演。
そのワンシーンが頭を擡げて、離れなかった。これで石灰に塗られた石造りの街並みと、異国情緒溢れるカフェさえあれば言う事なしなのだが。
胸いっぱいに息を吸い込む。磯の香り。硫黄が変質して発生するジメチルスルホキシドの香り。海藻や植物プランクトンが海辺に打ち上げられて、太陽にじりじりと焼かれたとき特有の香り。
何らかの着色溶剤を水平線まで溶かしたかのようなエメラルド・グリーンの海は、生命の息吹に満ち満ちている。
ガソリンが断たれ、輸入製品が断たれ、あらゆる取引市場と経済活動がストップした東京を、ダンテ・アリギエーリの描いた煉獄山だとするならば、この場所はさしずめ天国界といったところだろう。
もっとも、天使だの聖人だのは影も見えないし、もっぱら顔を揃えているのは筋骨隆々の将兵ばかりだが。
「よう。あんた、日本の記者だろ」
浜辺のアメリカ兵たちの一人が、私に水を向けた。
海水パンツ姿で日光浴にいそしむ彼らにとって、第一ボタンまでを開け放したワイシャツにトレッキングシューズという出で立ちで浜辺を歩く私が、よほど珍しかったに違いない。
若さと体力に漲った若い海兵隊員。彼は、私のぶら下げる一眼レフに訝しげな視線を注ぐと、じっと眉根を寄せた。
「この基地はマスコミ立ち入り禁止のはずだぜ。何でいんだ」
苛烈なトレーニングと肉体労働を生業とする彼らは、引き締まった身体にしなやかな筋肉を帯びている。
ちょっとしたプロボクサーかレスラーを思わせる若い豪傑。そんな男に警戒の目を向けられると、後ろめたい行為をしているわけでもないのに、身のすくむ思いをしてしまう。
「ある一人の戦闘機乗りを特集していましてね。彼がもうすぐここに訪れると聞いて、貴軍のヘリに乗せてもらったんです」
私は胸に提げた取材許可証を示してみせる。基地司令に発行してもらったID入りのクリアケースが、太陽を受けて烱然と光った。
気が付けば、米兵たちは一様に手を止めて、私の一挙手一投足に注目していた。
「戦闘機乗りだあ? 確かにここは空軍基地だが、滑走路はまだ出来てないんだぜ。あれを見てみろよ」
匂い立つような美しさを誇る碧海。
そこから内陸に目を転じると、若葉も鮮やかな熱帯性硬木の叢林が、どこまでも青々と繁る平野を認めることが出来る。
その密林を矩形に切り開いて整地した空間では、日本から持ち込んだ重機が日夜の別なく唸っている。
指揮所代わりの天幕の周りで、自衛隊迷彩の作業服の上に、蛍光ベストと安全ヘルメットを着用した男たちが、独楽鼠のように忙しく立ち回っていた。
彼らはこの『異世界』にあって漸く辿り着いた新天地に、滑走路を開こうとしているのだった。
作りかけの航空基地は一見して、軍事基地というよりは、野戦陣地という表現がより近い。
日本でしばしば見られるようなガラス張りの管制塔は未だ建設されておらず、軍用機が羽を畳むための格納庫はおろか、兵士が身体を休めるための庁舎すらない。
日本中からかき集めたコンクリートで作った陣地。それをぐるりと囲む塹壕、有刺鉄線、馬防柵。これらは全て、まだ見ぬ侵入者を阻むための陣前障害だ。
その中に急拵えのテントやプレハブ、コンテナハウスなどを並べて、彼らは連日連夜、野戦滑走路の開設工事に当たっている。
「しかしその彼は今日にもやって来るという噂ですよ。戦闘機に乗って」
「ありえんね」
そう言うと、海パンの兵士は気の毒がるように肩を竦めてみせた。
「滑走路の完成率は半分ってところだ。どんなに短い滑走距離を持つ戦闘機だってオーバーランしてしまう」
一般的に航空機というものは、がちがちに舗装された滑走路以外の場所では、離着陸できないものだ。
路面が凸凹だったり軟弱だったりすると、それ自体が抵抗となって航空機の降着装置を壊してしまう。
また舞い上がる土埃や小石がエンジンの吸気口に入ると、中のタービンやコンプレッサーをぐちゃぐちゃに掻き回して、重大な航空事故に繋がる。
もちろん、中にはC−130戦術輸送機やC−17戦略輸送機などのように、初めから不整地離着陸を想定した航空機も存在する。
だけどそれらは重くて頑丈な降着装置を採用したり、エアインテークを可能な限り地上から離すなど、専用の設計がなされているものだ。
そういったものは、飛行中はまったく用無しなのに、場所と重量だけは嵩張る『デッドウェイト』になってしまう。
二十世紀ならばともかく、現代のジェット戦闘機にそのような設計が採用されることは、幾つかの例外を除けばほぼないと言っていいだろう。
「ま、海兵隊の垂直離着陸機なら話は別だがな。でもハリアーじゃ足が短かすぎる。岩国からこの基地までは遠すぎて飛んで来れまいよ」
着陸は不可能だ。……若い兵士はそう言い切ると、快活に笑った。彼にとっての不審人物であるはずの私に向かって。
南国を思わせる爽やかな日差しは、人の性格をも朗らかにするらしい。
――太陽から温もりを、輝く大地から生命を、戦士は得るだろう。
過ぐる時代、そんな詩を唄って戦争を美化したのは、イングランドの詩人、ジュリアン・グレンフェルだったか。
私は汗で脛に張り付くズボンを気疎く思いながら、所在なく立ち尽くす他になかった。
さしむき戦闘機は来ない。やはり私がここまで足を運んだのは、無駄足とまでは言わないが時期尚早だったのだろうか。
「しかし記者さんよ。あんたも物好きな奴だな。待てど暮らせど来ない戦闘機なんざ、気にしたって仕方ないだろ」
私の落胆を感じ取ったのか、兵士は慰めるように肩をぽんと叩いた。
彼なりの励まし方なのだろうが、海水に濡れた手で触れられたものだから、おろしたてのシャツにたちまち染みが広がっていくのはどうしたものか。
「そんなもんよりロケットを取材したらどうだ。うちの非番連中はみんな、テレビ中継に噛り付いてるぜ」
「ロケット……」
米兵は真っ白な歯を見せながら、上を指差した。
つられて私も仰ぎ見る。
そこにはまるで小石を投げ込めばポチャンと水音を立てて吸い込まれてしまいそうな群青の空が、どこまでも広がっている。
異世界の青空。私の知らない宇宙。
この世界の姿は、形は、どうなっているのだろうか。
「今日、日本政府が衛星を打ち上げるらしいんだよ。カメラとレーダーをすし詰めにした観測衛星を」
その衛星の名なら、私も知っている。
国際衛星識別符号、『20XX−003A』――愛称『さるたひこ1号』。
遥か神話の時代。邇邇芸尊らが高天原から天降りしようとしたときの話。天の八衢という場所で、彼らの前に異様な姿をした神が立ちはだかった。
雲衝くばかりの長躯。八咫鏡のように大きく、そして赤酸醤のように輝く目。
高い視点から優れた眼力で地上を鳥瞰するその神は、さぞかし目角も強かったことだろう。
彼こそが――ないし彼女こそが――猿田毘古神であり、自ずと案内役を買って出ると、邇邇芸尊ら天孫一行をつつがなく地上へ導いたという。
衛星は、その神の名に因んで名付けられたのだった。
何処の誰とも知れない政府の命名者は、あるいは『転移』現象を天孫降臨に、この『異世界』を葦原中国になぞらえたのかも知れない。
その衛星が、間もなく発射される。たっぷりのセンサーと希望を乗せて。
それはまさしく神話通りに日本国民を、さらには地球から転移してきた多国籍の人々を、新天地へ導く羅針盤となるはずだ。
「あなたはロケットに興味をお持ちなんですか?」
いんや、と海兵隊員は苦り切った顔をして見せて、
「俺が興味あるのはこの『異世界』の天球儀だ。世界地図だ。ロケットでも人工衛星でもねえ。この世界はどんな姿をしているのか。俺ら以外に文明は存在してるのか。そいつらと良い感じにコミュニケーションが持てて、マブダチになれんのか。それが一番知りたい」
「マブダチ、ね……」
現在のところ、この世界には知的生命体は存在しないだろうとの見方が多勢を占めている。日本、アメリカ領有小離島、そして少数の太平洋諸島諸国の他には。
日本政府の発表によれば、この世界において、少なくとも電波を無線通信に利用するような文明は発見されていない。
ELF/VLF帯。
この帯域の電波は極めて伝搬損失が小さく、『前世界』では繁く地球を周回したものだが、この世界では雷放電などの自然現象に由来するシグネチャを除けば、まったく観測されないという。
電波。通信。無線電信。簡単な実験ならば、私にも試すことが出来る。
かつて地球には、スポラディックE層と呼ばれる電離層があった。春から夏ごろにかけて、大気中に自然発生する電子の鏡。
それは外国の電波を反射すると、海を越えて伝搬し、しばしば日本のテレビ放送やFMラジオを乱したものだった。
だがそのような現象は、今や私のアマチュア短波受信機では見知することができない。実験終了。
この世界においても、電離層の存在は確認されている。
いや、電離層のみならず、様々な環境が地球と似通っている事実が判明しつつある。
国立研究開発法人、宇宙航空研究開発機構――通称、『JAXA』――は、『転移』の日以来、数々の観測ロケットを打ち上げてきた。
S−310。S−520。H3ロケットの著大ぶりに比べれば、まるで軍用の対地ロケットに毛が生えた程度の代物。
遥か高度650キロの高みから地上を俯瞰できる『さるたひこ1号』に比べれば、せいぜい300キロ程度までしか到達できず、小型衛星を載せることすら叶わず、超高層大気の観測に特化した小型飛翔体。
といっても得られた成果は膨大で、そうした徐々と積み上げた下地があるからこそ、今日の衛星打ち上げに漕ぎ着けられたと言っても過言ではない。
海兵隊員は額に浮かぶ汗を手の甲で拭いながら鼻白む。
「人工衛星ね。聞けば、地図データが一般公開されるのは半年後というじゃねぇか。大した秘密主義だ。おたくの政府のお偉方にゃ、まったく頭が下がるぜ」
彼の仲間たちが、サーフボードを小脇に抱えて、彼を呼んでいる。誰も彼も、一様に若く勇ましく、そして血気に逸っていた。
私との会話を切り上げた若い兵士は「ヤー」と応えて、来た道を取って返す。私もまた踵を返して、目的地に向かうことにした。
眩暈すら覚えるほど真っ白な南国の眩しさに、思わず目を細める。
からりと渇いた風が、暑さの波間を縫うようにして駆け抜ける。
目指す先は、この『異世界』に初めて日米両国が築き上げようとしている橋頭堡。築城作業も真っ盛りな空軍基地だ。
警衛任務の歩哨が脇を固める、造り付けの通用門。
大理石のサインポールにはプレートが嵌め込まれていて、そこには次のような文字が意気揚々と彫られていた。
――アメリカ空軍基地、ニューファンドランド飛行場
それがこの新たに発見された陸地で付けられた、生まれたての基地の名前だった。
投下終了
小説の書き方とかよく分からぬ
感想くれくれクレーン しかし何ゆえに自衛隊がせっせと働いてるそばで米兵どもがバカンスしてるのか。
文は悪くないけど、ちょっと掴みが弱いと思った。 乙
文章はもう少し簡潔に書いてほしいのと、一行ごとに空白空けてくれると目がすべらなくて助かる >>679
これは一人称小説でして、基本的に、主人公が知り得ることは地の文で書かれますが、知り得ないことは書かれません
後の展開で種明かしする予定でしたが、結論から言ってしまいますと、この遊び呆けてる米兵は海兵隊特殊部隊MARSOCの隊員という設定であり、ゆくゆく準主人公的な立ち位置になります
前方作戦基地すら完成していない現状では、いかに特殊部隊員といえど遊ぶか寝るしかやる事がないわけですね 読み手としては、これからどんな話が展開されるのかがみえてこないと評価ができないので、
感想を求めるのなら、話の方向性が明確になるところまでアップ希望 召喚の漫画更新来たけどこのペースだと予想より戦闘に入るの遅くなりそう
次はギムをちっちゃと終わらせて欲しい
結構独特な雰囲気で読んでて楽しいけど 最初のプロローグは与えられた情報が少なくてポエムチックだからアクションが起こるまでをまとめたほうが
それとは別なんだけど
挿絵って文と文の間に入れたら邪魔かな?
それとも連想しやすい?
戦闘機パイロット(猫耳亜人)が搭乗し始めた
https://25921.mitemin.net/i318604/
搭乗すると整備兵がエンジンを始動させ始める
みたいな感じで >文章はもう少し簡潔に書いてほしい
>ポエムチック
その辺りについて、詳しく教えて下さい
反省を踏まえて加筆修正し、どこか投稿サイトにうpしようと思います 一度声に出して読んでみるといいと思うよ
ポエミーな文章って耳で聞いて確認するとわかりやすい ここら辺とかいらんよね
>>遥か神話の時代。邇邇芸尊らが高天原から天降りしようとしたときの話。天の八衢という場所で、彼らの前に異様な姿をした神が立ちはだかった。
雲衝くばかりの長躯。八咫鏡のように大きく、そして赤酸醤のように輝く目。
高い視点から優れた眼力で地上を鳥瞰するその神は、さぞかし目角も強かったことだろう。
彼こそが――ないし彼女こそが――猿田毘古神であり、自ずと案内役を買って出ると、邇邇芸尊ら天孫一行をつつがなく地上へ導いたという。
衛星は、その神の名に因んで名付けられたのだった。
何処の誰とも知れない政府の命名者は、あるいは『転移』現象を天孫降臨に、この『異世界』を葦原中国になぞらえたのかも知れない。
その衛星が、間もなく発射される。たっぷりのセンサーと希望を乗せて。
それはまさしく神話通りに日本国民を、さらには地球から転移してきた多国籍の人々を、新天地へ導く羅針盤となるはずだ。 ぽえぽえぽえみいのコテ名を授けようぞ
小説は場面を描写するもので詩を書くものではないって聞いた気がする >>687
要るか要らないかは、作品の方向性次第だと思うけどな
まだあまりにも序盤過ぎて全然方向性が見えてきていないので、そういう話をする段階じゃないし
ひょっとしたら何かの伏線かもという可能性もないわけじゃないし
>>608で短編って書いてるのに、あれだけ書いてまだ物語の目標とか方向性が見えないってのはちょっと心配になるけど 個人的には>>524みたいにサックリと状況が分かりやすい方が好きだわ
最近流行ってるのか前も似たような遠回しの詩的な台詞を多用する
作品投下されてたが読んでて状況が分かりづらいし長いしで読む気が失せる うーん
皆さんアドバイスありがとうございます
確かに作品の状況も方向性も分からない中で、突然ガジェットや神話の話をされてもチンプンカンプンですね
耳が痛いですが真摯に受け止めて、構成から書き直していこうと思います
ポエムな文体は直せないかもしれません。普段は仮想戦記は読まずに純文学ばかり読んでまして ぶっちゃけ個性が出やすいところを押し殺してやるとモチベーションがダウンしたり不自然化しまうから書かないようにするよりアクションを増やしたり動作描写を凝ってリアリティ出したりする方が効果的かもね
そして誰か挿絵の効果的な使い方教えてくれ
マジでどれが正しいのかわかんない >>690
514は私です
今読み返すと色々と粗があって恥ずかしい
APCを先頭に突撃するのは戦術的におかしいし、指揮官が乗る戦車が無線で「こちらヒトマル」というのもおかしい >>692
話の途中にURLが突然あるのは邪魔だから
松尾にあるか区切りの部分にある方が読みやすい >>681
一人称小説で主人公が突然長々とガジェットの話や神話の話をしだすのは、主人公が注意散漫でちょっと大丈夫かなと思っちゃう…
いや、昔読みにくい一人称の文章が伏線で、序盤の主人公は実は精神病患者だったというのがあるけど
中盤からまともな思考の主人公が出てきて文章も読みやすくなるというのがあったけど >>684
挿絵ね、読み手としては、例で使われているようなキャラの設定画みたいな絵なら、文中でキャラが登場したときに入れるんじゃなくて、
別項目でキャラ紹介を立てて、その中に入れてほしいな
文中に絵を入れるのなら、物語の構成上、その表現は必要か、ということを大事にしてほしいな 売り上げを考えると憂鬱になる…
ぽにきゃんだからなぁ… ぽにきゃんが早く5巻出したい!!って作者急かして編集者に書かせてまで外伝出させるってことは
このシリーズ自体それなりに安定して売れてるんだろう 安定してるというかポニの稼ぎ頭筆頭だし
ポニという枷持ちで何かしらのランキングに乗ること事態快挙だし ただ、扱ってるのが自衛隊という日本の一部では大反発させるものですから
取り扱い注意ですね。
出版を急がせるためにも印税の割合をみのろう先生にもう5%引き上げればよいんじゃないか?と思いますが
そうすれば専業となり、妻子を養えるだけの余裕を俺達が買い支えれば可能でしょ いつどう転ぶか分からんのに仕事止めるとか危なさすぎるわ
家族の生活が第一だからな 専業になるには最低でも累計100万部くらい行かないとね
1200円×印税0.1×100万部=1億2千万(税別) これ以上の速さにするには執筆するのは出版社側にしてもらうしかないわな。 >>707
しかも当時、柳内氏は本職をちゃんと持ってたりする
今は流石に専業になったのかな? >>709
一応自営業と自称している
物書きなんていつ売れなくなるかわからないからね
ゲート以外鳴かず飛ばずだったし・・・ 累計100万部とか大ヒットレベル、なろう発だと10作品くらいしかないんじゃ…
書籍化ブームだけどそれだけで食っていくのはまず無理だな もうちょっと作者に金は入ればいいのにな
出版社とかに大半持ってかれるのはなんとかならんのかね
アニメと言い漫画と言い 一発当てれば10年くらいは暮らしてけるようになれば専業も増えて盛り上がるだろうに >>712
本って、販売店、取次ぎ、印刷屋、出版社、イラストレーター、作者
って感じで様々なところに利益配分されてるから、出版社が大半持っていくのは間違い。
今は電子書籍に特化させて自費出版などがブームだが
それでもアマゾンと作者だけで利益率は良いらしいね。 旭日の西漸 まさかの帰還ルートか??
作中で15年も経ってるし間違いなく戻ったら地獄絵図だろ
一応、神が詫びで宇宙戦艦を中身のブラックボックスをオープン化した上で
くれるらしいけど火種になるオチしか見えねぇ・・・各国が放っておいてくれるわけないし・・・・
まぁ雰囲気見るになんだかんだで帰還オジャンになりそうだけど >>714
帰還なんてしたら努力はすべて無に返すし、大混乱で壊滅した地球に返されたら死しか見えない
正直神とか言う奴が身勝手すぎてむちゃくちゃ
なんだかなー ttps://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61ZexJDaLQL._SY500_.jpg
F自が流行らない理由 >>716
単純に美少女ハーレムがないからだろ。
ゲートは、あの3人娘+王女がいるから人気はでた。
ほかのF自はほとんどないからな。
日本国召喚は細かい説明や設定全部省いてるおかげでライトなミリオタ小説なので人気がでた。
純粋にミリオタを満足させる作品を求めてたら絶対に人気でないw 仕方ないとは言え日本まるごと転移の系統は、チートSugeee!!ってより貧民Kuseee!!って感じで退屈
大抵は石油石炭Etcが使い放題で足りない物は無いか、あっても輸入など際限なく入手できる
転移前からそんな状態なら理解も出来るが、史実に近いF自だと夢見る貧乏人の国家規模バージョン >>720
ちょっとわかる
あれも欲しいこれも欲しいとがっつき
新旧の隣人はウザいから太鼓持ち以外は叩くという何だかせこく感じる時がある >>716
なろう系ってかなりの確率で俺tueee&美少女がセットで入るよな
一度でいいからこの2つ禁止にしたらどれくらい残るのか見てみてぇわ >>716
よくこんなキャッチコピーで売れると思ったなw 絶対作者は現代兵器の知識ないぞ
某勇者も考証してないのバレバレだったし ちょっと異世界人の視点で仮想戦記を書いてみる
初めてニホン人と出会い、ジエイタイと戦い、近代戦というものをまざまざと突き付けられるような戦記
このような描写があると良いよ、とかあるだろうか? >>644 >>645
にしなさとるです。私の「日本国召喚 if物語」、実は今、第二章「ifバルチスタ沖大海戦」の構想を練っています。
言うまでもなく、「日本がバルチスタ沖大海戦に参加していたら」という話です。
そのことについて皆さんの意見を聞きたいのですが、第二章は、第一章の後に続く形が良いでしょうか?
それとも、原作の展開で、「日本政府の決断が早かっただけ」にするのが良いでしょうか?
前者の場合、「日本がグラ・バルカス帝国を恨む理由が無くなってしまう」ため、新たな理由を造らねばならないし。 >>726
あの開戦って陸地の近くなら戦闘機出しまくれるよね。 >>726
待ってた、期待してる
恨む云々ってのは捕虜処刑の話のことだと思うけど、第一章の続きでそのあたりの話が無くなっていても、海自艦隊の派遣を既にやってグ帝と一戦交えている以上、バルチスタ沖大海戦に日本が参加する政治的ハードルは原作より下がっていると思うから問題ないと思うけどなあ
恨む理由なんてわざわざ新しくつくる必要なんてあるの?
問いについては、第一章の続きにするならグ帝が弱体化していると思うので、戦闘だけ書いても面白くなるのか疑問ですが、政治も書けるのならその続きを書いてほしい気はします。 >>726
原作の展開で「日本政府の決断が早かっただけ」に1票
グレードアトラスターと空中戦艦の対決はあの戦いの華だと思うから
グレードアトラスターが健在な状態で戦ってほしい。
もちろん第一章の続きでも日本相手に試行錯誤するグ帝が見られそうだし、どちらでも面白くなりそう。 >>728
確かに1章エピローグでこの後、ミ帝の空中戦艦と自衛隊にコテンパンにされて
最終的に駐留軍も追い詰められて積む
って書いちゃってるし続き物にしちゃうと政治とか日常回挟まないと一方的過ぎて
淡泊になりすぎちゃうかもね
個人的には捕虜になったシエリアやラクスタルのその後が気になるから
続き物希望だけど >>722
程度の差はあるけど週刊少年ジャンプだってなんだって基本は俺tueee&美少女やん ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています