書籍版読み返していて思ったけど
禁書庫に残された「魂を複製し器に上書きする」知識ってすごーく気になるな

母ドナの魂を複製した存在が魂ドナで、そこから器に上書きしたのがオメガ
同じ知識を用いて自分の子供を器として転生を続けてきたのがロズワール
ここまでは本編中の描写からの推測

で、気になるのが「複製」って部分
例えば同一人物の魂をいくつも複製して、別の器に転写するのも出来そうな響きだ
この辺りがスバルとアルデバランの関係に繋がるとまさに「ソウルブラザー」

元々人間であった存在が「器だけ」別の生き物に乗り換える、
そんな事も可能であれば、エミリアの父=パックの可能性も高くなる

さらに「器に上書き」という点も聞き逃せない

エミリアは魔女教に「魔女の器」と呼ばれ、試練を課せられていた
「器に合致すれば魔女が降臨される」とも

……大森林には厳重に監視され、最後には魔女教に奪われた謎の封印があった
思い返すと、魔女教が奪ったものはサテラの魂ではなかったのだろうか

ハーフエルフを捕らえ、試練を乗り越えた暁にはサテラの魂を転写する
やがて嫉妬の魔女が復活し…とここまでが魔女教の筋書きなのかもしれない

これだけ重要度の高い魂の転写を作り上げたのはエキドナだ
では、何故エキドナは何の為にこの技術を完成させたのか?

個人的には「スバルが好きだから半生を投げ打って研究した」と考えている
そこまでしても、最後までスバルはサテラとエミリアを案じ続け
エキドナの事など気にしていないから、サテラとエミリアを泣く程嫌っているんじゃないだろうか