>>901
そりゃそうでしょ
竜との盟約こそが国の命綱なんだから、そこを心配するのは当然
王になろうとするのであればなおさら

個人的に大事な人、生涯かけて自分にプロポーズし続けた人間が大事なのはそりゃそうだが、それゆえに小説で語られてるフーリエのエピソードは常にクルシュに向いていて国民のために何かしたという描写がないんだよね
だから国民がフーリエの死を悼むということがないのも当然

そこがテキトーなんだよ
国民のために死力を尽くした王子なら国民に忘れ去られていることに怒りや理不尽さを感じよう
龍のご機嫌取りばかりしている重臣の描写があれば納得もできよう
しかし、それがまったく無いんだよ
フーリエがやったことと言えばクルシュのケツを追っかけるだけ、国民のために死力を尽くしたことなどない
重臣は王の存命中にも龍のことばかり気にかけてたか?いや、王の血が絶えてからだ、なら龍の庇護がなくなることで国が滅びることを心配するのは当然

ただ自分の好きな一個人の感傷に浸るばかりで、国のことを第一に考えないクルシュが王になる資格は無いのよ

結局、作者は描写もろくにしないままトンデモ理論で結論までぶっ飛ばすからおかしな話になるんだよね