>>340
 微かな息の乱れに気付く。明らかに身体は火照っていた。
 私は薄いショーツの横から指を忍ばせる。恥ずかしい程に固くなった蕾に触れて全身が痺れた。軽くそれを摘まみ、指の腹で転がす。突き抜ける快楽に爪先立ちとなり、だらしなく股が開いた。
 細い割れ目が引っ張られ、開いた口から物欲しそうな涎がこぼれ出す。二本の指をそれは易々と呑み込んだ。口の中の記憶が蘇る。雄々しくそそり立つ肉塊に相応しい太さを股間の口は求めていた。
 指は三本、限界の四本に達した。痛みで表情を歪めながらも激しく掻き回す。根元まで突き入れて身体は三日月のようにのけぞった。残りの手は胸を荒々しく掴む。爪を立てて握り潰す勢いで弄った。
「んん、っあああ、ぁぁぁ、亮介……」