ワイが文章をちょっと詳しく評価する【91】
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オリジナルの文章を随時募集中! 点数の意味 10点〜39点 日本語に難がある! 40点〜59点 物語性のある読み物! 60点〜69点 書き慣れた頃に当たる壁! 70点〜79点 小説として読める! 80点〜89点 高い完成度を誇る! 90点〜99点 未知の領域! 満点は創作者が思い描く美しい夢! 評価依頼の文章はスレッドに直接、書き込んでもよい! 抜粋の文章は単体で意味のわかるものが望ましい! 長い文章の場合は読み易さの観点から三レスを上限とする! それ以上の長文は別サイトのURLで受け付けている! ここまでの最高得点76点!(`・ω・´) 前スレ ワイが文章をちょっと詳しく評価する【90】 https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1526900952/ >>381 このバカは、何をさっきから発狂してるんだ? ではワイが答えよう! 童貞であると! 悲しいかな、股を開くと割れ目が引っ張られると想像するは女を知らないDTであると! 平泳ぎの選手は水中でみなパカパカしていると彼らが想像していると思うと、まさに傑作である! が、それはよしとしよう! 誰にでも間違いはある! 「キャラありき」は昔のマンガでよく言われていたことである! いまラノベ業界でもキャラありきだけを唱える者はほとんどいないように思われる! なぜなら間違っているからである! たしかにキャラありきの小説は読みやすい! 「相手」が小中学生だとなおのことである! しかし、大人は違う! 大人を「相手」にする場合は、極端なキャラ付けは弊害になると知れ! また、意図的なキャラ付けは、どうしてもパクリになってしまう! これはあのアニメのあのキャラと同じではないか、というふうに! まさにアニメ業界では、パクリキャラが氾濫し、ある種の系譜となっているが、しかしそこはそれ、アニメの面白さとは関係ない! もうおわかりであろう! キャラのみが重要ではないからである! 最近よく言われるのが、世界観、ストーリー、キャラ、の三位一体である! これまでの古い文学においては、ストーリーもキャラもまったく不十分であった! 世界観のみで構築されていた! それでも文学として成立していた! しかし、これからを生きる作家であるならば、ストーリー、キャラも同時に重要であることを知れ! ゆめゆめキャラが重要だと偏執狂となるべからず、である! 1レス小説においてはキャラなど存在しなくてもよい! その意味は力がついてくればいずれわかる! さらなる精進を期待する! >>383 偶にはまともなことを言うな 1レスの短編でキャラ掘り下げまっくてどうするのか、と キャラ厨君はそもそも短編というものを読んだ機会があまりないように思える 前スレか、前々スレで出てきた芥川の『蜜柑』を読むことをお勧めする 青空文庫でタダで読める。しかも短いので、時間もかからない 大してキャラを掘り下げなくても、十分読める話になっていることが分かると思う 芥川を引き合いに出すとは命知らずも甚だしい。 > 1レスの短編でキャラ掘り下げまっくてどうするのか、と 1レスの短編でプロになるつもりなのかw 執筆の合間に飲むコーヒーは美味い! アイクリスタで目もすっきりした! Power Metal Collectionを聴きながら今日のノルマを目指す! さて、そろそろ始めるか!(`・ω・´) キャラと世界観はセットだよ。 世界から独立したキャラなど存在しないからな。 世界とキャラ立ちした主人公、これが浮かべばそれでしまいだ。 その主人公を基点にメインキャストの相関図だけ決めれば良い。 後は小説を動かしながら、その都度必要な脇役を揃えて行けば良いだけだ。 >>387 外回りの営業は空き時間が多い アポとアポの間をタイトにすると、 前の打ち合わせが長引いたり、渋滞に引っかかると次のアポに遅れるから なので、アポとアポの間は余裕を持たせる すると、トラブルなければ、大分早めに次のお客さんの近くまで到着する 早く訪問しすぎたら迷惑なので、近場のコンビニに車を止めて一服するのだ 後は、単にサボりタイムをどこかのタイミングで設けていたり、 社内にいる時でも暇な時にちょちょっとパソコンで遊ぶことは出来る (無論真面目に仕事をしている振りをしながら5chに繋ぐのだ!) お願いします 1/2 男は絶望していた。 弁護士を目指してひたすら司法試験にかけてきた歳月が、まるで、ぼっちだった中学の夏休みのように、何の思い出も残さず消えていった。 これで最後にしようと、三十代最後の年に背水の陣で臨んだ試験の結果は、やはり不合格。 社会の役に立ちたいと選んだ法曹の道だったが、手ひどい裏切りにあったようで、怒りしかわいてこなかった。 バイト暮らしが染みついた実務経験のない独身の中年男に、まともな就職など望むべくもない。 田舎に帰ろう。そこで首でも吊ろう。男はなけなしの金で故郷への切符を買った。 限界集落のはずれ、二束三文の土地に建つ古い田舎家は荒れ放題。 両親はすでに他界しており、家を手入れする兄弟親戚もない。 錆びついた鍵を開けて玄関を入った途端、淀んだ空気に肺がむせ返る。 埃の積もった床に靴を脱ぐ気になれず、そのまま上がると磨り減った踵のいびつな靴跡が畳に残った。 懐かしさより、荒んだ生家に孤独感ばかりが募る。 台所のテーブルに置かれたまま埃を被った湯のみが、父親の寂しい葬式を思い出させた。 ひと通り家の中をまわって比較的綺麗だった客間に落ち着くと、幾重にも蜘蛛の巣が張った床の間に置かれた古い壺が目に入った。 見慣れた、子供の頃は絶対触らせてもらえなかった壺である。 値打ちはないが価値はあるというのが、父親の口癖だった。 そういえば祖父も同じようなことを口にしていた気がする。 確かに壺はみすぼらしく、到底、金になるようには見えない。 それでも代々この家に伝わる品として、いつも客間の床の間に飾られていた。 どうせこの家も俺で最後だ。 そう思うと、今の自分の境遇がこんな片田舎にしがみついていた父や祖父のせいに思えて、どうにもやり切れない。 男は壺を掴むと、その想いをぶつけるように床柱に思い切り叩きつけた。 ツボは粉々に砕けた。 すると、いつの間に現れたのか、壺があった辺りに小僧がひとり、片膝を立てて座っていた。 「私は災厄だ。封印を解いてくれた礼に褒美をやろう」 男は驚いた。しかし男の家が代々守って来たものは、壺ではなく、壺以外の全てであることには思い至らなかった。 「褒美というなら金をくれ。二億もあればいいだろう」 「私は災厄だ。金が欲しいなら福の神にでも頼めばよかろう」 「では、お前はなにができるのだ」 「私は災厄だ」 「そうか、それなら俺はここで首を括るつもりだから、俺にくれる代わりにこの国に災厄を降らせてやれ」 「そうしよう。これはおまけだ」 小僧がそう言うが早いか、男はその場に崩れ落ちて死んだ。 小僧が塵に紛れて姿を消すと、たちまち家が燃え上がった。 村の消防が駆けつけて鎮火した後から、男の焼死体と、床下から直径二メートル程の穴が見つかった。 2/2 火事からひと月ほど経ったある日、穴に柵をする相談がまとまる前に事故が起きた。 火事場見物に来ていた子供たちのひとりが穴に落ちたのだ。 ただちに地元の消防隊が呼ばれ救助活動が始められたが、穴の底にたどり着くことができず、事態は深刻になった。 レスキュー隊による捜索も失敗すると、ついには自衛隊が出動して捜索が行われたが、やはりなんの成果もあげられなかった。 問題は穴に底がないということだった。 行方不明ということでこの事故が忘れ去られようとしていた頃、学際的な研究チームが結成され、穴について徹底的な調査が行われた。 どうやら深さ一万二千メートルのロシアのコラ半島超深度掘削坑よりも深いのではないかという噂が囁かれ始めた。 しかし、いったいこれほどの穴がいつ、どうのようにして出来上がったのか、誰も想像できず仮説すら立てられなかった。 とはいえ、それが目の前にあることを考えると、成立過程を考えるより、その利用法に目を向けるべきだという議論が交わされるようになった。 穴が核廃棄物の処理に利用できるのではないかという目論見からだった。 やがて穴を中心に放射性廃棄物の処理施設が建設された。 処理施設といっても、実のところ日本中から運ばれてきた放射性物質をただ穴に放り込むだけである。 施設の運営は軌道に乗り、やがて世界中から核のゴミが集められてきた。 いくら放り込んでも穴はいっこうに埋まらず、いつまでたっても底が見えることはなかった。 限界集落だった村は、その地方の中心的な町となり、人が増え道路が整備され、やがて市へと昇格した。 ある日、穴を覆った建屋の屋根で、ドスンという大きな音がした。 職員が屋根に登ってみると、どこから来たのか、ひとりの子どもが屋根を突き破って死んでいた。 職員は驚いて空を見上げたが、よく晴れた空には雲ひとつなかった。 >よく晴れた空には雲ひとつなかった。 ここでENDにしたところが秀逸。これがなかなか出来ない >>392-393 >これで最後にしようと、三十代最後の年〜 (見栄えの観点で「終わりにしようと」としてもよい!) 破綻のない文章で書かれていた! 「肺がむせ返る」と云う表現に少し引っ掛かりを覚えたが、一つの表現であると理解した! 問題は話の内容にある! 主人公は弁護士を目指していた! しかし司法試験に通らず、 四十を目前にしていた! 絶望して郷里で密かに死を決意する! 仕掛けが生家にあるので何かしらの理由で帰る必要がある! その為の司法試験でそれ自体に意味はなかった! 荒れ果てた生家には壺があった! 値打ちはないが価値はある! 災厄を封じていた封印の壺と知らず、主人公は破壊した! 小僧の姿で災厄が姿を現した! 解放した礼として褒美を口にするが、 災厄以外は受け付けなかった! ここで疑問が生じる! 主人公を覗いた全員が災厄に見舞われるように願えば良かったのではないだろうか! あと壺に価値があると判断した理由が定かではない! 他に穴の存在が引っ掛かる! 災厄が封印されていた場所なのだろうか! 穴は底なしの深さがあった! 不幸にも見学にきた子供が一人、落ちることで判明した! 利用価値を見出した人々の手によって処分場となった! その後、空から一人の子供が降ってきた! 災厄の始まりを仄めかしているように思える! 自らが大量に集めた危険なゴミが空から降り注ぐのだろう! 穴の役割はわかるのだが、災厄と名乗った小僧は何だったのか! 世に解き放たれたことで世界にどのような影響を与えるのか! 小僧と穴の役割が似ている! 災厄の根本を考えさせる内容になっていた! 主人公は単なる切っ掛けに過ぎず、配役としては弱い! 廃屋となった家を肝試しに使う輩によって壺を壊させてもよい! 個々の設定に興味は惹かれるのだが、どれも掘り下げが足りずに中途半端な内容に思えた69点!(`・ω・´) 主人公を除いたであった!(`・ω・´) 精米を始めるか! ワイさん厳しいなあ 要するに個々の事象の関連性が弱いってことか 改善するなら主人公がもっと感情的になるとか、穴に繋がるような褒美を要求するとか かな 子供じゃなくて主人公が穴に身を投げるとかも、アリかも ウーム、上手くはないですな。 穴は世にも奇妙な物語に全く同じネタがありますから拝借したのでしょう。 http://yonikimo.com/243.html 元ネタは好き勝手ゴミ捨てしとると地球に報復されるよんという風刺で一貫しとります。 設定がチグハグなのは穴ネタだけパクったせいですな。 >>400 あっ、それを見て思い出した 小松左京じゃなくて、星新一の「おーい出てこーい」だ >>394-395 >>396 ありがとうございます 星新一が元ネタです 今回の作品は星のアイディアを自分なりの文章で書くという練習だったので >破綻のない文章で書かれていた! という評価を頂ければひとまず満足です ただ、 >主人公を覗いた全員が災厄に見舞われるように願えば良かったのではないだろうか! に関しては、少々納得し辛い部分があります 主人公は人生をかけた資格取得に失敗し、すでに心は死んでいます したがって死んだ後の世界がどうなろうと知るかという気分で「俺にくれる代わりにこの国に災厄を降らせてやれ」と言います しかし、社会への復讐というようなテロ行為には走らず、あくまで自死により人生を閉じるつもりです そのような男なので、他者の不幸を見て溜飲を下げるというような願いは持たないように考えます >>402-404 比べて読んでくれたら嬉しいです 全然違う物語になったと思うけど パクりというかカバーのつもりなんだけどねw >>400 キミ、テレビなんか見てないでもう少し本読んだ方いいよw >>406 他者に等しく災厄が訪れれば、どん底のように見える彼が浮上する可能性を考えた! 溜飲を下げると云う意味ではないと付け加えておく! 今回の点数の低さはアイデアの分散にある! もう少し考えて作った方が良かった! ワイの考え!(`・ω・´) それともう一点、主人公は今の状況に絶望しているだけで心が死んでいるようには見えなかった! >「褒美というなら金をくれ。二億もあればいいだろう」 心が死んでいて己の死が確定しているのであれば、このような願い事を口にするはずがない! 今日はすき焼き!(`・ω・´)ノシ 熱燗をいただく! >>407 >今回の点数の低さはアイデアの分散にある! なるほど 確かに小僧と穴がうまくリンクしてませんね 災厄の擬人化としての小僧、視覚化としての穴という構想だったのですが練り方が甘かったようです >>408 ああ、そこですね 自分でもなんとなく違和感があったのでが、言われてみて腑に落ちました >キミ、テレビなんか見てないでもう少し本読んだ方いいよw 失礼な奴だな >>406 ワイが読んだところ、オチは、「この国に災厄を降らせてやれ」で、「災厄」が落ちてきた、つまり最後「どこから来たのか、ひとりの子ども(災厄)が屋根を突き破って死んでいた。」ではなかったのか! まあそれはよしとして、文章は残念ながら破綻している! キミの弱点は、文章との距離感というか、時間の流れ、意識の流れが、全体的にうまくつかめていないところにある! ゆっくり始まったかと思えば、不自然なほどアクのないテンポの早い会話、そしてその後の性急な説明がちらほらと、ムラがありすぎる! キミは集中力がない、もしくは文章を愛していないのだろう! 違うか! センスもいささか古い! 司法試験はかつては難しかった! 狭き門であった! キミの話のようなこともあっただろう! しかし近年では比較的容易になり弁護士の数が増えすぎているくらいだ! だからくだらない訴訟が増えたり、ラジオでは過払い請求のCMが未だに流れている! おわかりであろうか! 大事なのは今を生きるセンスである! 発想が古い! ワイとしてはむしろこっちを心配する! 「限界集落のはずれ」というのもおかしい! 「集落のはずれ」ならわかる! そこになぜ限界集落をもってきたのか! 限界集落なのか、はずれているのか! どっちだ! まさにそこにキミの失策、「見栄」が垣間見られる! 「限界集落」という言葉にほろ酔い気分か! 「両親はすでに他界しており、家を手入れする兄弟親戚もない。」こういった文章もふざけている! もし兄弟親戚がいたなら家を手入れしたのか! いや、兄弟親戚は家の手入れをする存在なのか! このへんの感覚もリアルとかけ離れている! 肌感覚の文章ではない! つまり弁護士の話と同じで、おのれの観念のみで書いているから、軽いというか、作り物臭い! 一文、一文、文章に魂を込めろ! キミの性格はどうやら慌て者だろう! ワイにはキミの、早く書き終えたい、という気持ちばかりが見え隠れする文章であった! 魂がこもっていない! さらなる精進を期待する! >>414 では、はっきり言おう! キミのいまの筆力では公募に出して一次落ちする! それは確実に! さらなる精進を期待する! 雛子が建物のロビーから出てきた。既に七分丈のパンツと花柄のシャツを着て、つば広の帽子を被っている。美世がプップとホーンを鳴らすと雛子は身を低くしながら恐る恐る車に近づいて、少し離れた所からこちらを見ている。 美世がサイドウィンドウを開けると、雛子はうわっと驚いた身振りをして小走りに助手席側に周り、ドアを開けてよじ登るように乗り込んできた 「デケーよ!」「うん、ウチも始めて見た時はビビッた、でも乗り心地は最高、最大積載量気分次第や」「ホントだ、中ひろーい」 「姉さんこれでキャンプ行こうや」「いいねー」 今日は山田の練習試合の日だった。最近お気に入りの高校球児を自慢したいから紹介すると、雛子を誘ったのだ。球場が大学からほど近い場所にあることもあって、美世が雛子を迎えに来たのだ。 車を出すと白衣を着て慌てた様子のメガネの男性が走って追いかけて来た。 「先生! 先生! もうパラフィン包理が上がって来るんですよ! 教授の要求精度で切れるの先生だけなのに!」雛子は窓を開けて言った。 「岩見君を信頼してるよー」「NOOOOOOO!」 バックミラーを見ると、プラトーンのように膝を落とした白衣の男が叫んでいた。 「姉さんあれええの」 「いいのいいの、あの人私頼りで成長しないのし、教授は教授で用事ばっかり押し付けて、自分の仕事ができやしないんだから、二人して私の有り難みを知ればいいのよ」 「ふーん、板挟みでなんか哀れやなぁあの人」 「姉さんこっちや、こっちこっち」 美世はまた適当に三塁側の席を選んで入場したが、今回はこちらが稲村実業ベンチのようだった。既にベンチの前で監督を囲んでなにやらミーティングをしている。二人は開いている所を見つけると尻をずらしながら長椅子の適当な所に座った。 「ねぇねぇ、どれが涼介君?」 「呼んでみるか? せーので涼介やで」 「うん」 「せーの」 「りょうすけー」 二人の声にチームメイト全員がこちらを見た。 「みんなこっち見ちゃったよ?」 「まだまだこれからやて」 ぽかんとこちらを見た稲村実業ナインだったがすぐさま一人の男を殴ったり蹴ったりしはじめた。 「ほらな」 美世が大笑いしながら言った。 「ひどい美世ちゃん」 そういいながら雛子も笑った。監督が下から声をかけてきた。 「いつも差し入れありがとうございまーす」 「いえいえ〜」 「涼介君おっきーねー」 「あの体躯から剛速球を生み出すんや、ただ早いだけやないんやで、あの長身から投げ下ろしてくる球はバットの軌道との接点が少ない、それにコントロールも抜群、針の穴を通す制球や、チェンジアップもうまいねんで」 美世は誇らしげに雛子に話して聞かせた。 「へぇ〜、よくわかんないけど奥が深いんだね」 その時、ベンチから女の子がでてきて監督に何かぼそぼそと話しかけて何かやりとりした後こちらへ振り向いた。女の子は突っ立ったままじっと美世を見上げた。人に無言で差し向ける視線としては多少長いと感じる間だ 美世は思わず視線を返したまま硬直していたが、やがて女の子は視線を外してすーっとベンチに消えた。 「なんやあの子、やっぱり人間やったんか」 「え? 何?」 「いや、なんでもない」 またもや3対0で稲村実業は快勝した試合後、美世は駐車場で二人を引き合わせて紹介した。 「こちらがトモ兄の彼女の諏訪園雛子さんや、どうや、ビビったか」 「はい、噂には聞いてましたがここまでお綺麗とは想定の範囲外です」 「やだ亮介君お上手だね」 「いえ、ほんとに、お世辞じゃありません」 「こいつ現代っ子やからこういうの得意やねん、日本男児がなかなかよー言わんようなことはっきり言いよる」 「僕、ほんとに今日は困りました、あれは誰だって問い詰められて、僕だって知らないのに、まあだいたい予想はついてましたが」 「ごめんね、突然来ちゃって、美世ちゃん言ってなかったの?」 「別に言う必要ないやろ、野球観戦は自由や、まあそれはともかくウチらこれから飯やけど、亮介はどないすんねん」 「山田は固く目をつむって悔しそうに言った。 「美女二人とご飯食べたい……でも2回連続で反省会抜けは無理です」 「あっはははは、そらそうやなぁ、心配すな、また別の機会に席設けるから はよみんなの所にいてこい」 「はい、それじゃ雛子さん、また今度」 「またね、亮介君」 向こうに向かって行きかけた山田が足を止めて振り返った。 「美世さん、今日は何も言いません」 そう言って山田がじっと美世の顔を見た。美世が焦った様子で少し後ろに下がりながら山田と雛子を交互に見た。雛子はおかしな空気に気付いて逆に山田と美世を交互に見たが、美世は俯いて言った。 「は、はよ行けや、みんな待っとるで」 「それじゃ」 山田は皆がぞろぞろと乗りこんでいるバスに向かって走って行った。 雛子は逆手に握ったフォークでザクっとマッシュルームを突き刺した 「豪速球がハートに直撃か〜」 ビクっとした美世が雛子に聞く。 「な、何がやねん姉さん」 「別に〜話したくないなら聞かない〜」 雛子はもぐもぐと黒鯛のポワレにつけ添えられていた野菜を食べている。「言いたい事あるように思ったんだけど勘違いだったみたい」 美世が急に何の脈絡もなく高校野球を見に行こうと誘って来た事、鷹山を誘うのに消極的だった事、たまたま出会った事を強調しながら話す山田の話。先程の美世と山田のやりとりで雛子は全て理解した。 「姉さん、ウチ、間違うてしもたかもしれん」 「ん? 何を間違ったの? よくわかんない」 「い、いや間違ったっていうか、りょりょ、亮介がウチの事好きやて言うねん、おかしいやろ?」 美世の言う事を聞いているのかどうかモグモグとキノコを食べていた雛子がゴクンと呑んで一言放った。 「ん〜、確かに間違ってるね」 「そ、そやろ、うん、困ってんねん、ウチその気全然無いし」 雛子がギロリと美世を睨んだ。 「それが間違ってるって言ってんだけど」 意味が理解出来ずに固まった美世に雛子は口元を拭いて水を飲むと言った。 「不誠実だと思わない?」 「な……何がや」 「自分にも、亮介君にも」 「そやかて相手高校……」 「高校生が好きだと言うから困ってるの? 卑怯な言い回しだね、向こうは大人相手に真っ向勝負なのに、高校生なら人を愛する権利に制限があるんだ、人を見るのは美世ちゃん得意分野だと思ったんだけどなぁ〜 物事の判断がつかない人間をどうのこうのするのはフェアじゃないけど、亮介君は自分を持ってると思うな、明らかな意思と誠意には答えるべきじゃないの?」 「そやかて」 「高校生とかじゃなくて人として相手になりえないならお断りすればいいじゃん」 「いやなりえないっちゅーか」 「なるの?」 「いやなるっちゅーか」 「不誠実」 雛子が手でピストルの真似をして美世をぴたりと指した。 「もーあんまりいじめんといてくれ、ウチも正直わからんねん、こんなん初めてやもん」 雛子はニヤリとして身を乗り出した。 「あのね美世ちゃん」 美世は雛子の口から何が飛び出すのかという緊張で唾をごくりと呑んだ。 ガガガガガというブレーキペダルのキックバックにパニックになりながらも美世は辛うじて車を止めた。目の前を横切ろうとする人影に気づいて急停車したのだ。 「あぶなかった、信号見てなかった あかんあかん、このままでは人殺しになってまう、きぃつけんと」 驚いてこちらを見ていた歩行者が前を向いて横断しはじめた。 美世は目の前を流れていく人垣を見ながら雛子の言葉を思い起した。 「高校三年生なんだから順社会人じゃん、もうすぐ18だし、そうなれば法的にも公序良俗的にも問題なくなるでしょ、人を愛するのに年齢差は関係ないよ、好きならがんばってみれば?」 言葉の意味を噛み砕こうとすると山田の真剣な告白や部屋でキスした事が フラッシュバックしていつの間にか自分の顔が緩んでいる事に気づく。 「思春期か! あかん、自分で突っ込んでもた、青春って伝染すんのかなほんまもんの青春時代はこんなんやなかったのに 告られても別にこんな気持ちにはならんかったしな、思たらあの頃のほうが淡々としてて冷静やったな」 美世は世間を斜めに見て人波を泳ぐのは得意だったがこういう部分はからっきしな自分に腹が立った。 「これというのもあのロクデナシの親父のせいや、アカン、あんなクズのせいにしてもしゃーない、お母ちゃんが死んでからは一人で生きてきたし、ウチはトモ兄に出会って変わったんや 自分でちゃんとやれる、愛される事にはずっと失敗してきたけど大丈夫、今は愛されてるんや、あとはウチがうまく愛することができるかどうかだけや、って何本気になってんねんあ〜もう姉さんも無責任な事言うて」 山田に弁当を持たせて送り出す、練習が終わって家に送り届け、車の中でキスをするのがパターン化していた。 山田の家でキスをしてからしばらくして、もう一度してほしいとお願いされたのをきっかけに、ズルズルと続けている。今日一日がんばったご褒美にという設定だ。 山田いわく、キスをすると疲れた体に沸々と力が沸いてくるのだそうだ。多少強引な設定に付き合うのを装っていたが美世自身も内心楽しみにしていた。 (あかん、ウチ完全に好きになってもとる、キスが近づくとドキドキが止まらんようになってもた、スポーツで一流になる事と女は両立出来ないというのはほんまなんやろか、しかし亮介は調子ええみたいやし、なんか新しい球も研究してるってゆうてた、心配ないはずや) そんな生活を続けて何週間かが過ぎたある日、山田からのメールで風邪をひいたから2,3日休むとのメッセージが来た。直接電話して山田の様子を伺おうとしたが電話には出ない。 仕方なくメールで様子を聞いて体を労わるように言っておいた。毎日メールをして様子を聞いていたが3日目にちょっとこじらせたとの返事が返ってきた。美世は少し焦りをおぼえた 山田の病状が重いのだろうかと考ると背中に冷たいものが走る。それと同時にたまらなく山田の姿を求めてる自分に気がついた。 「やばい……会いたい」 結局明日から学校へ行くとメールが来たのは1週間経ってからだった。 「えらい長引いたな、大丈夫か」 美世は山田の顔を見た瞬間少し泣きが入ったのを必死に隠して喋った。 「はい、もうすっかり治りました、今日からまたバリバリ投げます」 「そうか、よかった、ほんまに心配したで、風邪以外の病気ちゃうかて」 引きつってぎこちない美世に気づいているのかどうか山田は屈託なく答える。 「いえ、ほんとにただの風邪なんです、疲れが溜まってたみたいで」 美世はいつもの元気な山田を見て安心していた。自分は本当に山田に会いたかったのだなと認識してそれを伝えたい気持ちをどうしていいかわからず 黙って運転していた。 しかし山田が美世の気持ちを代弁するように言った。 「会いたかったっす」 美世は前方を見ながら5秒ほど耐えたがチラリと助手席の山田を見た。山田は真っ直ぐにこちらを見ている。 「そうか、そんなにウチの弁当が食べたかったか」 論点をずらそうと必至になる美世だったが山田はそれを許さない。 「いえ、美世さんに会いたかったんです、好きだと言ってるじゃないですか」 多少不機嫌に言う山田に美世はつい謝った。 「そ、そうか、悪かった」 「本当はこうしてお弁当作ってもらったり、送り迎えしてもらったり、こんなに甘えていていいんだろうかって常々気になってるんです、でもこうして毎日会えて、手料理を食べるチャンスを自分で潰すなんてできなくて だから僕はせめて勝ち続けて美世さんを喜ばせる義務があると思ってるんです」 「そ、そうか、まあその通りや、利害が一致したな、だから気にする事ないで」 「そう言ってもらえると助かります」 少し黙った美世だったがまた口を開いた 「あのな、それとウチな、実は……」 「なんですか?」 「い、いやなんでもない」 学校へつくといつものように弁当を手渡して背中を叩いた。 「気張って行けや」 「はい」 山田が走り出そうとした時に美世が呼び止めた。 「あ、涼介」 はい? 「あの……力が出るやつしたろか」 上ずった声でそういうと、山田が唖然としたのを見て美世は激しく動揺した。 「い、いやその方が気合入ってええ球ほうれるんちゃうかとおもて」 「美世さん」 山田の顔がぱっと明るくなって美世の所に戻ってきた。 いつもは車の中で巨大なセンターコンソールを挟んでお互いが寄り合い、キスするのでどうすればいいか悩んだ山田が少しもたついた。最終的に美世に近寄って腰を落とし、両肩を掴んだ 美世が山田の肩を持って胸に手を置き軽めのキスをしたが、山田はグイグイと押しながら舌を絡めて来た 「ん、んむぅ」 山田が腰を抱き手に力を入れてきたので体はほぼ宙に浮いている。もし今 山田が襲いかかってくればヘタすれば許してしまうかもしれないと美世は思った (こんなトコであかんやろ、いや車があるか) そんな事を考えながら美世は山田に体を預けていたがしばらくすると山田の唇が離れた。少し感極まって見つめる山田に美世はバッグからハンカチを取り出して山田の口についている口紅を拭った。 「ありがとうございます!力沸いてきました!」 「う、うん、ええんや、はよ行け」 山田が走り去るのをぼーっと見守った後少し顔を緩めながら車のドアに手をかけた時だった。 「いい気なもんですね」 不機嫌そうな女の声に美世は振り向いた。 >>415 あんさんそないはっきり言うたらウチかて傷つきますやんw >>419 心配する必要はない! センスさえ磨けば、文章はすぐに上達する! 理屈ではない! センスセンスとうるさく言われると、誰だって否が応でも自覚するようになる! そしてその自覚だけで人は変われる! つまり、ワイのおかげでキミは確実に上達し巧くなる! さらなる精進を期待する! 偽ワイ先生、僭越ながらたんに文章の問題ですかね。 他人のネタをそのまま使っておいて人に評価させるスタンスがまずおかしいと思いますしですね。 意味もなく主人公や子供が味付けで殺される筋書きにも地が出てるというか。 書き手に心が感じられない。 ゆえに小説も血の通わない人形劇になっとるでしょう。 ほんとに手をつけなあかん問題はソコやないかと私は思いますな。 >>420 お前のセンスは壊滅的だな 偽物とかそういう事と無関係に、ただただつまらない 偽ワイって別に間違ったことは言ってないからな この場で言うことの是非は置いといて、だが 批判するほうもそのへんは自覚的にやらないと どっちもどっちに見えるぞ 話ぜんぜん違うけど、美世の文章って一定以上のレベルがあって 相模とかとは比較にならないのは確かなんだが なんかつまらないんだよね キャラに魅力を感じないというか 長編を読めば違うのかも知れないが >>423 僕の場合は文章を紡錘がないのでそうかもしれませんwww 言葉の美しさよりも何がどうなったのか 現象と展開を優先します なので文学ではなくて 映画の脚本かよと揶揄されたりします が、確かにそうであって否定はしません、ていうか脚本です >>423 >この場で言うことの是非は置いといて、だが 問題はここだと思うんだよね 俺は2012ごろからこのスレに出たり入ったりしながら時々文章を見てもらってるんだけど 5ちゃんみたいなところで長く続けるのは相当なエネルギーがいると思うんだよね そこにいきなり現れて指導シテヤル的な書き込みが反発を招くのは当然でしょう 指導したいのならワイさんがやったように自分でスレを立ててやればいいだけのことじゃない なぜ波風を立ててまでワイを名乗る必要があるのか全くわからない だから「この場で言うことの是非」についてがまずクリアにならない限り偽ワイの言うことに耳を傾けるつもりはないね レスの内容は関係ない 盗っ人には小遣いを貰いたくないってことかな 「いい気なもんですね」 突然聞こえた声に美世は振り向いた。見覚えのある女子学生が立っている。敵意むき出しの声と顔に美世は怪訝な顔をして言った。 「は?」 「どうやったらイケシャーシャーと山田君にあんな事ができるんですか?」 美世は先程の山田とのやりとりを見られていた事を理解したが女の言う意味がわからずに言った。いb 「何の話やねん、つかアンタ誰や」 「野球部のマネージャーの三沢です」 美世は思い出した、いつもベンチで幽霊のように突っ立っていたが、この前はすぐ近くから自分を見上げていたあの子だ。 「言いたい事があったらゆうたらええんちゃうか」 美世は顔を伏せ気味に三沢を睨んだ。子供相手にどうのこうのするつもりはないが、面倒な小動物を追い払う気持ちで少し怒気を放つ。自分でもムキになりすぎだと思ったが、その原因はじきに露見した。三沢なる女は声を震わせたながらも引き下がらない。 「図々しいですね、山田君をあんな目に合わせといて」 「だから何の話や」 「山田君から聞かなかったんですか? 1周間の自宅謹慎にされてたの」 「なんやて?風邪ちゃうんか」 「のん気でいいですね、それも大人の余裕ってやつですか?」 「どういう事や、教えてくれ」 美世は車に向いていた体を三沢の方に向けた。 「山田君、度々アナタの事で同級生とモメたりしてるんですよ」 三沢は美世の爪先から頭のてっぺんまで舐めるように見た。常識ってわかります? アナタのような年上の女性がそんな派手な格好で 派手な車で山田君につきまとって、妙な噂が立たないほうがおかしいんじゃありませんか? 頭悪いんじゃないかな」 震えていた声に張りが出て来て三沢は勢いに乗っているようだった。逆に美世は鷹山の指摘を思い出して動揺した。 「知ってますか?あなた有名人なんですよ、この学校で知らない人は居ませんよ、そりゃそうですよね、わかりませんか? 山田君タダでさえ有名なのに、そこにアナタみたいな人が周りをうろついてたんじゃね 山田君、アナタのせいで深夜のバイトがバレて1度、アナタとの交友関係で一度、アナタを巡って同級生とモメた事で3度、合計で5回生徒指導室に呼ばれてるんですよ?」 美世は絶句した。やっぱりかと納得できる山田の災難と、生きる世界の格差にいまさら愕然とした。 この子は山田と同じ世界の住人でしかも山田の事が好きなのだ。総考えると自分は完全なストレンジャーだった。言葉が見つからずに黙っていると三沢が畳み掛ける。 「この前呼ばれた時には、先生を投げ飛ばしたんですよ?一体何があったんでしょうね、さしずめ、あなたの悪口でも言われて激昂したって所じゃないかしら、なんせ見た目が見た目だし」 美世は完全に言葉を失った。 「あの大人しくて虫も殺せない山田君がなんでだろ、誰かの影響じゃないのかな、強盗を殴って入院させるような女とか」 ひたすら呆然とする美世を見て勢いづいた三沢が言った。 「高校球児が暴力を振るう事でどうなるかわかりますよね? ヘタすれば甲子園の出場権を失うんですよ? 今回は学校内の出来事なので先生もやむなく 教育委員会への提訴は控えて非公式の謹慎処分で済みましたが、もう一度こんな事があればタダじゃ済まないのってわかりますよね?」 ワナワナと震える美世に三沢が近寄って顔を寄せてきた。 「もう山田君に近づかないでください」 トーンは変わらないが顔を寄せて来た事でボリュームが上がった三沢の声が美世の中に響く。 三沢は俯く美世に絡めた視線を引きちぎるようにそっぽを向くとスタスタと歩いて去っていった。三沢の言葉は魔術のように美世の心を支配していった。 美世は呆然としながら走る車の中で考えていた。 (失敗した、やっぱり考え甘かったんかな、やっぱり間違うてた、姉さんの嘘つき、いや姉さんのせいやないウチがアホやっただけや姉さんはウチの事思ってくれただけや (――そもそもなんでこんな事になったんやろ、好きになんかなるはずなかったのに、涼介はもうすぐ甲子園で優勝して、ほんでその勢いでプロになる、間違いない、ドラフト指名された時にウチみたいなもんがおったらマスコミが大喜びや なんで気づかんかったんや、アホやろ、山田選手の女はこれやって強盗シバくビデオ流されるに違いない、送検はされんかったけどやり過ぎで傷害容疑の調書も取られた、もう遅いかもしれん、結構あちこちで露出してしもたし、噂にもなってる いや、大丈夫や、ウチはタダの友達や、二人だけの時にちょっと悪乗りしてキスしたりピーしただけや、これ以上変な場面を見られんかったらなんとか言い逃れできる、じゃあどうすんのや。 美世は自分の気持ちを強烈に認識した。 「あかん、失いたあない、不相応なもんに手ぇ出したらあかんて気ぃつけてたはずやのに」 美世は気がつくと海辺にいた。 「あれ?なんでウチこんなとこにおんねん、どこやここ、車は?」周りをぐるりと見回すと遠くに前輪を階段に落とした車が不自然に傾いて止まっていて、その下にヒールがある。美世はしゃがみこんだ。 「知床やない事は確かやなぁ、海の色がちゃうもん」美世は下を向いて砂を掴みサラサラと落とした。「ウチ、今日何しようとおもてたんやったっけ」美世が顔を上げて水平線を見ると見覚えのある島が見える。 「あ、思い出した、ここ石割やん、トモ兄の事務所に行こうとしてたんや、トモ兄と一緒に膳でホッケ食べようとおもたんや」 美世は車に戻るとガタンと荒々しく車を上げて石割駅を目指した。石割駅前の通りを数十メートル進んで車を停車させてビルを見上げた。 鷹山が10年前に事務所を構えていたビルは閑散としていて人の気配がない 埃まみれの階段を登ってドアノブを回 ガタンと音がしただけで鍵は固く閉じられていた。「おかしいな、トモ兄どこ行ったんやろ」美世はポロポロと涙を流した。「ウチ、また一人になってまうんかなぁ」美世はまた空白を漂流した。 レストランオーナーでサーファーの茜の顔が見える。タカ? 今日は来ていないよ、と言っている。 張がふざけた中国人の格好で立っている。ユンシャン? 知らないアルよ。 膳の女将はまだ普段着だ。鷹さん? 知らないねぇ。 「美咲ちゃんどこ行ったんや、ひょっとしたら美咲ちゃん所におるかもしれん、シンガポールやったっけ、トモ兄どこいったんや、緊急事態やで、いつもみたいに颯爽と登場する所やで」 「美世さんだっけ?今日は迎えに来てないの?」「ん、ああ、ちょっと遅いな」 「遅いってもう一時間ぐらい待たされてるんじゃないの?」 練習が終わっていつもの場所で美世を待っている山田に自転車を押しながら歩いてきた三沢が話しかけてきた。 「何か用?」「別に、ねぇ、山田君はあの人と付き合ってんの?」 「付き合ってねーよ、あの人は俺の左腕が気に入ってるだけだ」 「でも山田君は好きなんだ」「お前には関係無いだろ」 「ふーん、でもなー、あんな年上の人が普通高校生とか相手にはしないよねー、あんがい面白がってんじゃないのかな」「お前もう帰れよ、真っ暗だぞ、危ないだろ」 「じゃ途中まで一緒に自転車で帰ろうよ、そうすれば一石二鳥でしょ?「できるわけねーだろ」 「連絡つかないんでしょ?きっともう来ないよ」「そんなわけねー」 「今までこんな事あった?始めてじゃない?」 にこにことしながらしたり顔で話す三沢に山田は何か違和感を感じた。 「そういえばお前なんでこんな時間まで残ってんの?」「私心配で、あの人に山田君が騙されてると思ったら……」 「お前何言ってんだ」「山田君黙ってたんだ、あの人が原因で謹慎食らってた事」 「別にあの人は関係ねー……」 否定しようと言葉を発した山田だったがおかしな事に気がついて言葉を止めた。 「お前美世さんと話したのか!」 「うん、今朝偶然ね、でもそんな事知らないって言ってたよ、逆に凄い顔して睨んで来たな」 「お前何してくれたんだよ!」 山田は三沢を避けて走りだそうとしたが三沢が山田のカバンの肩紐を掴んで引きずられ気味によろけた。咄嗟に止まった山田に三沢が言う。 「あの人、山田君で遊んでるんだよ?」 「3秒以内に離せ、じゃねーと怪我するぞ」 「山田君は絶対に私を怪我させたりなんかしない」 「離せよ」 「やだ、絶対に離さない」 真剣な目で山田をみつめる三沢に山田は説得を諦めた。 「欲しけりゃくれてやる」 山田はカバンを捨てると走りだした 街灯の向こうの闇に消える山田を三沢は呆然と見つめていた。 美世が瞼を開くと白い天井が見えた。 いつの間にか鷹山のマンションで寝ていたようだ。電気が煌々とついていたが外は暗い。 美世は部屋を出て廊下の電気をつけると鷹山の部屋のドアを開けた。鷹山の部屋に漏れでた廊下の光がベッドで眠る鷹山の姿を映しだした。 「よかったぁ、こんなとこにおったんか」 美世は鷹山の横に歩いていき膝を突くと手を布団の中に入れて鷹山の手を握った。 トモ兄なんかほんまはおらんくて、頭の弱い子が生み出した幻のヒーローなんかとおもた」 鷹山の姿を見た美世の世界は徐々に色を取り戻した。 「ああ、そやった、うち亮介と別れなあかんのやった……ぷっ、そもそも付き合うてもないのにどうやって別れんのやろ」 再び涙が溢れて来る。 「どうっちゅう事ない、ウチ別に好きちゃうし」 美世は部屋に戻ってバッグから携帯を取り出した。携帯には山田からの着信履歴がいくつかと、連絡がつかない美世へのメッセージが溜まっていた。美世は山田からの連絡をくれというメールに返信を押すと 思いつくままに悪辣で無礼な言葉をつづった。黙々と文字を打ち込みながら美世は溜まった涙をポロポロと落とした。 「ある日人魚姫は海で遭難した王子様を助けましたっと」 美世は一通り打った文章をもう一度読み返した。 「我ながら悪い女やな〜、一体何様やねん、これはシャランキューでもよー歌にせんで」 美世は自分が書いたメッセージを眺めながら手と顎をわなわなと震わせた。 「こんなもんウチが涼介送りつけるんかいな……」 最悪や 美世は床にぺたんと座った状態で苦しそうに目を瞑って天井を仰いだ。ブラブラと体を揺らし、頭がカクカクと追従している。 「あそこで助けんかったらよかったな 無視して通り過ぎたらよかったな、情は人の為ならずていうけどええ事なんかいっこもないやん、なんでこんな辛いんやろ もっかい愛子さんに会いたかったな、でもどうせウチなんか薄汚れてるし、嫌われたらええねん、ウチこんなん得意やねん」 ブツブツと独り言を言いながら美世は電話を持った手を震わせて、最後まで送信をためらった。 「人間の王子様に恋をした人魚姫は哀れ、海のあぶくと消えまし………… た……」 親指が電話の上に落ちるとピッと送信の音が鳴った。 「バイバイ涼介」 美世は泣き崩れた。ベッドの上でのたうちまわりながら枕に顔を埋めて声が漏れないように美世は泣いた。 「ウチ求められて嬉しかった、真っ直ぐに愛されて嬉しかった、ただそれだけやねん、なんでこんな事になってもたん!」 真夜中の鷹山家に深い深い慟哭が染み込んでいった。 この事件後、夏の高校野球は本番に突入した。春の大会で有名になった事で他校のマークが厳しい中、予選をサクサクと勝ち進む稲村実業を鷹山は見守った。 朝寝坊するようになった美世の事を鷹山は好都合に思っていた。ロック外の中央玄関まで新聞を取りに行くのは美世の仕事だったのだが 今は鷹山が玄関まで取りに行き適当に読みたい記事を流し読むと捨てるというスタイルになった。 スポーツ欄には小さいながらも破竹の進撃が止まらない稲村実業の山田選手が度々登場していた。 鷹山は山田の事が気になってしょうがなかった。仕事の合間合間に高校野球の記事を漁り、山田の試合がある日にはワンセグの電波を探してうろうろとした。テレビに映る山田は雰囲気が一変していた。 鷹山には同じ人物には見えなかった。なんと表現したらいいのだろう、いわば鬼の形相だ。鷹山も若い頃には修羅場物件を抱えると、顔つきが変わると言われた。幼い美世が[トモ兄ちゃんの鬼が起きとる]と言って泣かれた事もあるが こういうことだろうかと思った。元々速い球速がさらに速くなり160km越えを期待させるほどのストレートが打線を沈黙させる。 危険球まがいのボールが正確に鼻先や脇の下をかすめる投球は、批判の対象にもなったがデッドボールは一度も無し。さらには春の大会や練習試合で一度も披露していない2種類のスライダーを所々で出してくる 隠していたようだ。あまり正確ではないようだが采配は美世の言う所の変態キャッチャー稲葉だ。必要な場所で必要なだけチョコチョコと出して来る。バントを多用してくる高校もいたが選択肢のないバント作戦は無力だった。 戦略的な交代以外はほぼ山田が先発完投している。基本的に投球数が少ないのだ。奇跡的なめぐり合わせとなった宿敵東条を準々決勝で破った稲村実業はついに決勝まで来ていた。ノーヒットノーラン2回という記録的な勢いで上り詰めてきた山田を 紙面は大きく取り上げるようになった。某ネタ専門スポーツ誌が宇宙人説を語るまでに山田の名前は有名になった。 鷹山は今日の甲子園決勝戦を見るために近所のファミレスに行こうとしたが、台所の美世が呼び止めた。 「なぁトモ兄」 「ん?」 「山田君は勝ち残ってるやろか」 鷹山は口から心臓が飛び出した。やっぱりというか気にならないわけがない。しかし必至で遠ざけて忘れようとしていたに違いない。しかもこっそりと鷹山が高校野球をチェックしていた事を知っているようだ。鷹山は迷った。正解はどれだ。 しかしこの状況で口に出した嘘は美世には通用しない。鷹山は結局考える事をやめて静かに言った。 「今日決勝だよ」 「そうなんや」 >>416-418 >>429-431 >あの人私頼りで成長しないのし (「しないし」だろうか!) >〜多少長いと感じる間だ >得意分野だと思ったんだけどなぁ〜 >信号見てなかった >ウチはトモ兄に出会って変わったんや >美世は少し焦りをおぼえた >周りをうろついてたんじゃね >マスコミが大喜びや >噂にもなってる >閑散としていて人の気配がない >「あそこで助けんかったらよかったな >なんでこんな辛いんやろ >スライダーを所々で出してくる (句点がない! または読点!) >「高校三年生なんだから順社会人じゃん〜 (準社会人!) >女の言う意味がわからずに言った。いb (コピペミスなのだろう!) >総考えると自分は完全なストレンジャーだった。 (ひらがなでよい!) >姉さんはウチの事思ってくれただけや (「)」がない!) >ドアノブを回 >ガタンと音がしただけで〜 (地の文が途切れている!) 以前に読んだ話の通りに進んでいる! そうなると山田の行動も同じなのだろう! 問題はそこから! ワイはすっきりと終わった印象を持っていない! どのようにして終わらせるのか! または今の実力で書き足すのか! 推移を見守るとしよう!(`・ω・´) あのね、句点がね、行方不明になってるの! >>432 丙三と兵伍の川中島 九十二話 >早速、城に赴く事にすよう」 (打ちミス!) 内容に引っ掛かるところはなかった! 丙三と兵伍の川中島 九十三話 >武将としての資質は大事であるが、其れ以上に大事な点をがあるのを此の時は忘れていた。 (打ちミスがある!) 特に引っ掛かるところはなかった! 丙三と兵伍の川中島 九十四話 >鉄炮がの使用頻度が格段に上がっている昨今の合戦では幾万、幾十万放ちの玉薬があっという間に無くなる。 (打ちミスがある! 「幾十万の玉薬」とした方がよい!) 引っ掛かるところはなく最後まで読めた! 中休みと云った場面なので目立った動きはなく、 自然の流れに任せて話が緩やかに進む! 重複の癖はほとんど見られなかった! 集中して書いていることがわかる! 先のプロットは出来ていると思うので、 焦らずにじっくりと書き進めて貰いたい! ワイの感想!(`・ω・´) >>370 ううん……例えばただでは書かないというならわかりますが、 結局どういうことなのかなあ。 私なら執筆活動中にこんなことを考えたとか、 こんなトラブルに巻き込まれたというエッセイぐらいは書くかな、と思って。 このスレより先にね。 なにより、金を取らないのが不思議です。 文章教室なんかその辺にいくらでもあるのに。 というのは、タダだと胡散臭いんですよ。 タダで食べ物をもらったら、多少まずくても我慢して食べますよね? つまり初めからまずいだろうと期待していない、それがタダであることの宿命だと思うんです。 じゃあなぜ人が来るかというと、問題外なのにとにかく褒めてほしい人に優しいからだと思うんです。 欠点をはっきり言わないのは評価になっていないと思うんですが、どうでしょうか。 >>435 君の日本語は読み難いが主旨は読み取れる! スレの前に書くと云う件は何なのだろうか! スレを立てない状態でどこに書くのか! スレを立てた後ならばワイは四方山話を書き込んでいる! よく読まないで「こうじゃないかなぁ」と書き込む行為に悪意を感じる! 作品を褒めて欲しいだけの作者がワイスレに来ても思った通りにはならない! 最初からそれなりの地力が備わっているのであれば作品によっては褒められることもあるだろう! ワイが独自に付ける点数は作者の甘えを打ち砕く! 過去のワイスレを読めばわかることなのだが、 それさえも理解していない君はろくに読まず、部分的に見て全てを理解したつもりになっているのだろう! ワイは手取り足取りで教えることはない! 受賞はゴールではない! その先には長い熾烈なレースが待っている! 地力がなければすぐに脱落する! レースに必要な体力は作者自身が努力の末に身に付けなければいけない! ワイの方法は一定の成果によって実証されている! 万人の方法とは云えないので合わないと思うのであれば去るがよい! 君の弁が正しいと思う作者がいれば、誰に云われずとも去っていくことだろう! 全ては投稿する作者が決めることである!(`・ω・´) ワイの考え! さて、やるか! >>435 過去スレを読んでこい 痛烈な駄目だし食らってる作品いくらでも見つかるから >>436 悪意のあるなしを決め付けるのはとにかく、それを評価に反映させてませんか? そんなことをしたら大問題ですよね。 少し読んだら 「この人は作家として大成はしないな」 と思うこともありますよね? そういう時はっきり指摘してます? その辺の文章教室もその辺は曖昧にごまかすんですかね? >>438 違うと思うなら、自分でスレ立てろや しつこいストーカーだなぁ >>438 スレッドの内容をろくに読みもしない人間の改革案が ワイに受け入れられると本気で思っているのか! 作者の作品を少し読んだ程度で、 「作家として大成しない」と判断する行為は決め付けに他ならない! 君の慢心から出た言葉としてしっかりと受け取った! 去るがよい!(`・ω・´) >>438 プロを目指すと公言してる人になら そう言うのも優しさだろうが そうでないなら、わざわざ言う必要ないでしょ 文章力向上という意味なら、伸び代は人ぞれぞれにしても 伸びない人なんていないのだし(真面目にやってる分には) そもそもスレ主の眼とジャンルがかなり偏ってるから、正当な評価はしてもらえない。 スレ主の名前で、ネット検索したらいくつかスレ主の作品が出てくるけど、高い評価もあれば酷評もある。そして汚い表現を使うことがある。 それらを見て、自分とタイプが似てると思った人だけでないと、正しく評価してもらえないように思う。 でも、誤用や文章ルールの訂正はしっかりしてるし、スレ主以外の人からも多角的な意見聞けるし、総合的には悪くないスレだとは思うよ。 >>438 だいたい「その辺」の重複が稚拙なんだよ 慢心君の実力、推してはかるべし。 ワイスレを必要とする者だけが利用すればよい! 結果が出たのでワイは執筆に戻る!(`・ω・´)ノシ >>442 伸びない人もいると思うけどなぜ伸びると確信してるのかな? >>440 このスレで教えられる必要のない人も時としているでしょうが、 全員自分以下だと確信しているのですかね? 下手な人には下手な人向けの、上手い人には教えないか、上手い人向けの教え方をしなきゃなりませんよね? 「作家として大成しない」というのも時として事実。 言い換えれば、他人に読ませるほどの腕前がないということです。 そんなものを見せられて、我慢して読んでいるというのも変な話じゃないですか。 判断するのは決め付けじゃなくて、直感でわかるという話です。 もしも赤い色で塗られたキャンバスを見て、これは青ではないかどうか真剣に考えていたらおかしいでしょう? ヘタクソな絵は誰が見てもヘタクソなんです。それをごまかして上手いことにして見せたところで、それは嘘です。 そんなごまかしに意味はありません。 >>444 またまた。 >その辺の文章教室もその辺は曖昧にごまかすんですかね? その辺は、「文章教室」を指していませんよ。 上手いか下手か、作家として大成しない人に対して、その事実を曖昧にごまかすのかどうかです。 >>443 ウン正直それはあるかな、と。 保全措置が有れば良いのではないかな? ワイは純文学や詩に近いものがよく分からない! 基本はラノベ! よってここで否定されてもめげる事はない! こうやってヘルプしとく、 または1に書いておく、というのはどうだろう。 自分に分かりにくいからと言って分かりにくい!ってぶったぎられてるのを見るのは切ない。 投稿者がワイ先生をオールマイティな読み手だと思ってることが多く、それだけに切なくなる。 どんな文章でも来い、に近い謳い文句でいくなら、分からないものは自分の専門外で分からないと断れないと、せめて。 じゃないと自分の力量不足を全て意味不明で片付けて、プロの名を使って投稿者の作風を破壊する事になる。 それは書き手に誠実じゃないかな、と私なぞは愚考しますな。 >>447 指すものが違っても、近くに同じ語がある場合はいいまわしを変えるけどな。 俺は。 まぁ、おまえは気にしないんだろうな。 その程度というわけだ。 さようなら。 >>449 キャラ否定してんのに、何でラノベだよ。 キャラの薄い短編専門だ。 上手いか下手かは、点数で評価していると言える 伸びると確信するのは何故か? むしろ真面目に取り組んで、ほんの少しでも上達しないことがあるのか? 大成とは何だ? プロになること? それとも更にその上の売れっ子作家か? このスレにはプロを目指す者もいれば、趣味レベルで書いている人もいる。大成する人、しない人を篩にかける必要がない こう言えば、趣味レベルの人が教えを乞う必要があるのか? そんな頓珍漢なことを言い出しそうだが…… 答えは勿論ある。例えば趣味で野球やっている人だって、試合でヒットが打ちたいと思って打撃練習して、上手くなろうとするだろう? ゴルフは趣味、しかもヘボゴルファー、少しでも良いスコアが出したくてレッスンプロ付けて、練習するだろう? ここで上手くなりたいと望む者、ワイさんの助言を必要とする者がここに集まる そこに上手い下手、大成するしないは関係ない そして、ワイさんの教えを必要としない者は、初めからここを訪ねなければいい それだけの話 ほんと信じられないよね。 日本語をまともに読めない人がいるんだから。 結局、そんなにレベルの高い人は来ないわけで。 そうすると、やはりダメな人向け、上手い人向けの二重の基準でやってるんじゃないか? そんなものが誠実なわけがない。いい加減なものだ。 ワイの匙加減一つなのに、 スポーツのスコアとは一緒にはならない。 >>452 >ここで上手くなりたいと望む者、ワイさんの助言を必要とする者がここに集まる >そこに上手い下手、大成するしないは関係ない 大成したい人にとって上手い下手は関係ないんだろうか。 一体、大成するという言葉の意味をわかってるんだろうか。 下手な人は絶対に大成しないけど、それは「関係ない」んだとしたら 一部の人は、上手くなりたいと望んでも願いが叶うことはないと言ってしまっているようだが。 結局現実は厳しいと言いたいのだろうか? ワイ自身が「育てている」という幻想に浸りたいんだよ。 それがワイの得ている報酬だよな。 >>451 またキャラ厨君か。ここは主に文章技巧を学ぶ場だよ ここの卒業者でプロのラノベ作家もいるし、現役の住人でプロデビューを控えてる人がいるんだけど それでも、ラノベうんたらという気かい? >>453 大して上手い人間が来ない? 現役の常連だけでも、プロデビューを控えた者や、外部のコンテストで複数回受賞した者がいるのだけど 平均値なんてとれるものでないけど それでも敢えて言えば 世のアマ作家の平均値より、このスレ常連たちの平均値の方が確実に高いよ なろう見てこいよ。勿論上手いのもいるけど、大半はかなりの低レベルだぞ >>459 > ここの卒業者でプロのラノベ作家もいるし ここは入学と卒業があるのかねw >>459 プロなんて一握り だからプロデビューした人がごく一部の例外なのは当然 なろう見て来いというなら、客観的になろうのヘタクソな作品と ここの上手い作品の違いを例示してくれたら納得できるな どっちも同じにしか思えないのでな お前こそ、かっちゃんに見せても恥ずかしくないものを書いてると思うなら 見せて、どっちが上手いか訊いてこい どっちも同じと言われるぞ 実際に似たり寄ったりなんだから当たり前だよなあ? さあて、構ってちゃんの相手にも飽きたし、書くかー。 安い時間に付き合う道理はないしな。 日本語がまともに読めないのに書くの? へー、ワイが甘やかすからこうなるんだな。 どんなにヘタクソでもいいし 「なろうより上手い」気分だけは味わえるしw 気分だけはね >>449 まぁ、恐らく純文学だったり、シェイクスピアとかに影響受けてる人が、文章評価してほしいってここに来たら、最初はなんじゃそらってなると思う。 先日だったらそれっぽいのが神の子どものやつだけど、あれはスレ主には評価難しかったと思う。自分が見ても検討違いのところ指摘してたし。 でもそのかわりに4人くらいの人が食いついて、好意的なり否定的なりの評価しあってた。 後から見たけどいいレスになってるなぁと、感じた。 だから、投稿するのはオールジャンルでいいんだと思う。ただ、スレ主はオールジャンルで見れる人じゃない。そこは留意するべきかなと、個人的に思う。 下手でも上手でも評価する=評価がガバガバだということについて反論はないようだな ダブルスタンダードどころじゃない、評価自体がないようなもんだよ >>464 余程おれの指摘が悔しかったようだなw じゃあね。 ワイさん、指を忍ばせる、という表現はないよ。 そっと置いておく、ぐらいの意味だから。 指を這わせるじゃないとおかしいよ。 気をつけな。 >>468 そこは問題ない、君の感覚の方がズレてる。 なぜ「忍ばせる」なのか?理由がちゃんとあるからだ。 >>465 個人的に思うのは自由! 他者への押し付けが酷いと反発を食らう! >>468 君はそう思っていればよい! 少し部屋が冷えて来たのでコーヒーを淹れた!(`・ω・´) > 指を忍ばせる、という表現はないよ。 定型を破っていくのが文学表現。 定型に囚われていたら、文学学園の初等科も卒業できない。 まあいい。面倒だ。勝手に言っておけ。 私が言いたいことはだな、世の中広いんだから、自分より上がいて当然なのにだな、 その事実を認められないことに対して、それは卑劣漢のやることじゃないですか、と言ってるわけだ。 ちゃんとした文章教室であれば認めるが、実態はヘタクソも達人も恣意的に同列に扱ったり、達人の方を貶してみたりだろう? 教えを受ける側の立場にもなれよ。 >>一部の例外 レベル高い人は来ないと言っておいて、これはどうかとw それに一部? 現在の常連の数6〜7人くらい? 内、プロデビュー予定1人、コンテスト複数受賞者1人 分母が相当多いならともかく、たった6〜7人の中でお二方も高レベルがいるのに、例外? 勿論、他の方も、決してレベルは低いわけじゃない。まだ実績がないだけで 下手でも上手でも評価する=評価がガバガバ この等記号の意味がわけわかめ。論理飛躍しすぎじゃね? 謙虚になれないやつは卑劣漢だよ。 偉そうにするのもいいが、底が見えてる。なってない。失格だ。 指を忍ばせるだと。ふざけるな。事実を認めろ。 お前は人に教えられるほどの腕前はないとな。 > 謙虚になれないやつは卑劣漢だよ。 それはちょっと飛躍し過ぎだな。 君には両極端しかないのか? >>473 確かにそうだが、作家としての寿命が長いかどうかだな、問題は。 ここには100人は来てるんじゃないか? だとしても倍率は高いから、そこは素晴らしいと思うよ。 ただ、ずっとやっていける人間はこんなところからは輩出されない可能性の方が高い。 >>475 その反論に何か意味があるのか? ワイのように人に物を教える立場なら絶対にいけない。 ワイも、何も出来ない乞食と一緒にされたくないだろう。 >>472 >達人の方を貶してみたりだろう? 自信がないのであれば書き込まなくてもよい! >教えを受ける側の立場にもなれよ。 教えを受けたくなければワイスレに作品を投稿しなければいい! コーヒーが美味い!(`・ω・´) 君、朝から呑んでる? 指を忍ばせる 良い表現だと思う、 主人公の恥じらい、羞恥心が良く出ている。 そこからの最後の絶頂だ。 >>478 お前みたいに自分を神様みたいに崇め奉らせることができないだけだよ。 そんな風になるぐらいなら死ぬね。 >>479 わかったわかったw そう思わない人が世の中の多数派だってことを知るべきだな。 >>480 >お前みたいに自分を神様みたいに崇め奉らせることができないだけだよ。 ワイを神様に例えた作者は過去に一人もいないのだが! >>481 >そう思わない人が世の中の多数派だってことを知るべきだな。 どこでアンケートを実施したのだろうか! 君、やっぱり呑んでる?(`・ω・´) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる