そんなフロンのすぐ横をセトがガメリオンを咥えて歩いており、フロンに率いられている冒険者達はそんなセトを羨ましそうに眺めている。
ガメリオン狩りにやって来ている冒険者としては、それを羨ましく思わない筈がない。
よう、レイ。ガメリオン二匹か。羨ましいな。
気の毒そうな、そして羨ましそうな視線をマルキス達に向け…
レイは二匹、か。羨ましいな
心の底から、レイに羨ましそうな視線を向けるフロン。
 フロンの仲間達も、そんなフロンと同様にレイに羨ましそうな視線を向けている。
羨ましいよな、本当に。

兎二匹獲ったことにドンだけ羨ましがってんだよ!Σ(゚д゚lll)